枕を買い替えた

人生の4分の1、いや、3分の1は寝具に身体を預ける

ともすれば、自分の体に合ったベッドや枕を選ぶのに

多少なりとも値段が張ってしまうのはしょうがない

こればっかりは贅沢ではなく、未来への投資だ

仮に身体に合わないようなふにゃふにゃのベッドやゴツゴツの枕

それじゃあ熟睡はできないし

目を覚ました時には、節々に痛みが出てしまうのは言うまでもない

高級とは言わずとも、優良な枕に出し惜しみはすまい、という姿勢で家具屋へ向かった

だが、どうだろう

ある意味、僕は裏切られた

良い枕、優良な枕は勝手に1万前後するものだと思っていた

けれど、実際はどうだろうか

よりどりみどり、ユーザーの求めているものに対して

とてもバリエーション豊かに各種取り揃えてある

いびきが気になる人のために横向きに寝る、呼吸が楽になる枕や

肩、首、頭を包み込むような大きいもの

夏仕様のひんやりしたもの

低反発から柔軟性に富んだものまで

そのほとんどは予想の半値をさらに下回るほどのお求めやすさで

まさにお値段以上の品々だった
（深夜に書いているせいで案件みたいになってる）

長く使い慣れた枕には思い入れも愛着もある

けれど長年熟睡を演出してくれていたことに感謝をした上で

新しい相棒に夢を託す

普段はそのありがたみを忘れてしまうような存在だけれど

新しい１日の始まりをいつも支えてくれる大事な役割がある

これから何度この頭を預けることになるかはわからないけれど

良い夢を見させてくれることを願う