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Blog「スキエンティア」

2019.09.11

  • Blog

戸田誠二さんという漫画家さんがずっと好きで

中でも、近未来を描いた「スキエンティア」という

マンガが個人的にイチオシです

ついつい魅力を伝えようとしすぎてネタバレしがちな僕なので

気をつけて書かねばと思うんですが、ブレーキがバカになったらすみません

今日はその中のミュージシャンを題材にした話に触れようかと


少し先の未来、二人のシンガーソングライターがおりまして

どちらも鳴かず飛ばず、オーディションも受からず、ライブもガラガラ、30間近

主人公はその片方で、彼女に支えてもらいながら活動をしていたけれど

次のオーディションで受からなければ活動をやめて、就職しようと決めていました

そして、オーディションはというと、辛口な審査員からやめたほうがいいと言われます

そんな中、二人にある実験の話が舞い込みます

その実験とは、天才になれる、というもの

天才になれば、世界の理が手に取るようにわかるようになる

音楽家なら、人が感動するメロディ、歌詞、そういったものが

どんどんあたまに閃く、というものでした

ただ、その代償として、寿命が残り7年になる。

二人はその実験を受けるのか、受けないのか

この先は皆さんも是非考えてみてください


この物語の核になる選択

自分ならどっちを選ぶかなあ、そう考えさせられる物語でした

僕はこの実験受けないかなあと思いつつ

ただ、実際に目の前にあれば、受けるかもしれないです笑

難しいですよね、これを決めるのって

ただ、物語の二人はしっかりと自分の人生や信念と向き合っての選択をします

そこがすごくかっこいい、どっちかと言われればこっちとかではなく

しっかりと道筋を決めます、決意をする、これは簡単なことじゃないと思います

僕なんかは優柔不断な一面がもろに出てしまって

天才になれるのは魅力的だけど、寿命が7年になるのは嫌だなあと笑

天才になったあと、寿命を延ばす方法を発明すればいいのかもとか

それが可能なら間違いなく天才になる道を選びますが笑(当たり前だ笑)


SFは正解がないので想像力の分だけ世界が広がっていいですよね

今回のこの話は僕がデビューする前から知っていて

すごく自分に近い境遇に感じて、共感した物語でした

漠然とした未来への不安、自分の才能とか、周りと比べたり、卑屈になったり

そういう葛藤と直面する毎日に他人事ではないものを感じていました

戸田誠二さんは他にもミュージシャンを題材にした作品を出されています

スキエンティアには他にもいくつかお話が収録されていまして

そのどれもが、考えさせられ、胸を打つ話になっています

もし本屋さんとかに立ち寄った際は是非手に取ってみてください


他にも星新一さんのショート・ショートとか好きでよく読みます

というわけで、また機会を見つけて、おすすめの作品を紹介していきたいと思います

ではでは