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Blog「立つ竜」

2021.09.11

  • Blog

ワクチン接種2回目を終えて、副作用から無事復活!!

2日目の夜に一時的に37.9℃まで上がったものの

3日目の朝にはほぼほぼ落ち着いた感じでした

症状は話に聞いていたインフルエンザの軽いやつそのもので

しんどい時はお布団に包まれて過ごしてたんですが

おかげでだいぶゆっくり休めたのと

なんともあと引く夢も見まして、充実?した時間を過ごしておりました笑

夢は深いところで他人と繋がっている、という話を聞いたことがありますが

僕は、夢の中は自分だけの世界だと思ってるタイプで

独立した一つの世界、という感じで

自分の頭の中の宇宙に飛び込む感覚とでもいうでしょうか

怖い夢とかはほとんど見ません、空飛んだりとかはしますが

そんな僕の昨日の気になる夢ですが、こんな夢でした

夢の中で僕は、小説を読んでいました

その世界では誰もが知っている有名な小説で

名作、という認識でした(夢だからね)

しかし、僕はそれが夢だ、ということに早々に気づいてしまいました

その小説を読みながら僕は何を考えたかというと

どうにかしてその内容を覚えて、現実に持ち出そう!ということでした

夢の中にだけ存在するものを、現実のものにしてしまおう

そして、本当にいい作品なら曲の素にしたり、小説として完成させてしまおう

夢は僕の頭の中の宇宙だから、その中のものを僕が盗んでも

それは盗作にはならないだろう!(だって僕の中の世界のものだからね!)

合法な盗作だ!いやっほい!というものでした

夢はいつ覚めてしまうかわからない、なので

とにかく急いで読み進めました

タイトルを覚え、書き出しを覚え、物語の展開を覚えました

そして、目を覚ました後、僕は急いでペンを走らせました

ざっくりとでいいから、覚えている限りの内容を

とにかく急いで書き出していきました

人の夢、と書いて儚い(はかない)と読むように

書き終えたところで、どんな夢だったか忘れてしまい

間一髪だった、と胸を撫で下ろしました

そして、さあ、どんな物語だったっけ、と書き殴った紙を読み返そうとしたところで

僕は目を覚ましました

なんと、さっきまで夢から名作を持ち出そうとペンを走らせたことも

夢だったのです

僕は、夢の中で夢を見ていました。

そして、夢の中の夢から、夢の中へと必死に物語を移しただけでした

一体どんな名作だったのか、もう僕はカケラもその内容を覚えていません

ただ一つ、そのタイトルが「立つ竜」だった。ということだけ

そんなことならもっとじっくり読んで

名作に浸るべきでした

夢の中だと気づいたばっかりに、下心が出て、その作品を盗んでしまおうとした

その結果が、これです

「立つ竜」とは一体どんな内容だったのか

もしやと思い、調べたものの、この世界には存在しないタイトルでした

夢の中の夢、名作と知れず

もう一度読ませてもらえやしないかと、今日は早めに眠ることにします