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Blog「空は決して空しくはない」

2021.10.03

  • Blog

10月は放り出された感覚になる、というか

寂しさや虚しさを感じる要素が多々含まれている気がしている

それはただ秋だから、というだけではなく

気温が下がって夜には肌寒さを感じるようになったから、とか

夏とは違い5時半には陽が沈んでしまうから、とか

スーパーの野菜が軒並み値上がりしてるからとか

アイスを食べたくなくなったからとか

異常に眠たいとか

新年度から数えて半年が経って

中だるみのような、折り返し地点の

「まだ半分もあるのか」みたいな感覚や

ようやく2021年が身に馴染んできたのに

あと3ヶ月か、みたいな

もうすぐお別れなのか、みたいな

慕情の果てに別れるしかなかった喪失感とか

きっといろんなことがちょっとずつ重なって

この虚しさや寂しさに拍車をかけているんだろう

いわば、十月病とでもいうのだろうか

五月病に打ち勝って、己の居場所を確立した先に訪れる

この十月病

皆さん心当たりはないだろうか

そして、その虚しさをどんな形で埋めているだろうか

僕はあえてこのタイミングで

断捨離をした

二年以上触れていないものは捨てることにした

それは何故か

今まで、事あるごとに、心の隙間をもので埋める自分がいた

うまくいかない日々を自分自身の力の無さではなく

環境のせいにして、それを補うことばかり考えていた

そして、環境が整ったら満足してしまって、安心してしまった

それでは、周りばかりごちゃごちゃして

肝心の自分自身が何一つレベルアップしないことに気付くまで

随分とかかってしまった

たくさんのものに埋もれて、1番大事なものを見失ってしまっていたんだと

10月に潜むこの空しさが教えてくれた

どんなに目に見えるものが充実していても

自分を輝かせてくれるものはもっと別にあるのだ、と

研ぎ澄ませ人生、輝かせ人生

まだまだ、山頂は見えない