Blog「我が家の焼き肉事情」
2021.01.29
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実家では昔から、今夜は焼き肉だ!となれば
大量の野菜たち(かぼちゃ、キャベツ、きのこ、じゃがいも、人参、ピーマン、もやしetc…)
をホットプレート全面に広げ
焼けてきたら中央にスペースを空けて
お肉を乗せていくスタイルで
いつもお肉屋さんに注文するのが
タレに漬けられたカルビが2−3kgの1種類か
プラスでハラミを500gとか多くても2種類で
いつものお肉、という感じ
お肉は野菜と一緒に食べるのが決まりで
お肉だけ食べると母に叱られる、それが僕にとっての焼き肉でした
焼き肉は家で食べることが多かったけど
中学生の頃だったか、珍しく家族で焼き肉を食べに行ったときは
姉の注文したユッケが
生肉のまま食べるということに両親は驚いて
「これは大丈夫なのか?」とずっと信じられない様子で
姉がユッケとはそういうものだと説得する中、父は
火を通そうとして、ユッケを網に乗せてたくさん落としてました
今では僕も一人暮らし歴は11年を数え
焼き肉は外食のジャンルに区分けされました
友達やバイト仲間やミュージシャンと食べに行ったりするうちに
実家の焼き肉はだいぶ独特だったんだなと気づき
2年ほど前に実家でまた、今夜は焼き肉だ!となったときに
思いきってタンも食べたい!と提案してみました
母は一瞬「タンてなんでしょうか」みたいな顔してましたが
兄や姉もタン賛成派だったので意見が通って
いつものラインナップにタンが追加され
両親もなかなかタンを気に入ってたみたいでレギュラー化
実家の焼き肉に10何年かかって新しい風を吹かせることに成功しました
もし次帰省した時に焼き肉だったら
何か新しい部位をリクエストしてみようかと思いつつ
そのままだからこそいいのかもしれないな、と考え直す
今日の一幕でございました