両国国技館への道 其の三十一
2023.08.29
- STAFF BLOG
両国国技館への道 其の三十一
皆様お疲れ様です。
夏の思い出とともにしっかりと疲労を残しながら毎日勤務しております。日焼けって今更ですが体力を奪われますね。。
先日、お仕事で富士山の麓あたりの現場に行って参りました。
東京(関東)エリアでいう高速道路で言いますと中央道という道で、毎週末16時ぐらいから混み合います。しかし往路は時間が早かったせいか非常にスムーズで。いつも必ずTBSラジオを聴いているのですが、その日はなぜか(というのもちょっと語弊がある)はな殿の曲を聴いておりました。
特にプレイリストを聴いていたわけではなく、ストリーミング乱れ打ちしてたんですが、久々に車で聴いたせいか(ここも語弊がありますが割とデスクワーク中に聴くことが多いから笑)謎のドライブとのマッチング。とてもいい。高速道路なので一定のスピード、リズムで聴けるせいか、とにかくいいぞ。。
ある程度聴いたところで曲をスキップしたら類似アーティスト的な選曲をストリーミングがしてくれて、森山直太朗さんの「夏の終わり」が流れる奇跡。めちゃくちゃいいぞ。。。
そんなこんなで現場到着、仕事を終え、帰る頃には大渋滞。それは想定内でしたので、
一般道を走ることにして慌てず走ってました。いつも高速道路でしか通らない道を一般道で走ると富士山の近くは山を切り開き、昔の宿場町のような景色で、これまた素晴らしい。
少しずつ夕日に変わり、しぶとく大きいサウンドで鳴くセミ。夕暮れ近くになると姿を見せるトンボ。もう何年も購入されてないのではと心配になる自販機。交番ではなく、あるのは駐在所。
サラサラと流れる小川。書ききれないほどに日本の夏100景みたいな場所に囲まれて、その時聴いていたのが「きんぎょの夢」。
素晴らしい曲ということはもちろんわかっていたけれど、聴くタイミングと場所によってこんなにも化けるのかと思い驚いてしまい危うくハンドル操作を誤るところでした。それはちょっと嘘。笑
歌詞には夏という言葉はないんですが、なぜか夏の終わりを静かに伝えてくれるような気がしまして、いい曲だなって、思ってついこんなことを書いてしまいました。
当たり前に見えているものも、形ないものも、シチュエーションでこんなにも違うタイミングで感動できるなんて。
この仕事をさせていただいて、私は幸せでございます。
改めて、聴いていただいている皆様、関係各位に御礼申し上げます。
決して夏の紫外線にやられたわけではございません。。 笑