両国国技館への道 其の三十
2023.08.24
- STAFF BLOG
両国国技館への道 其の三十
皆様お疲れ様です。このブログを書いている日は、はな殿の新曲の形を作る「プリプロ」という作業をしております。「プリプロダクション」、略して「プリプロ」でございます。映像業界でも使う言葉ですが本番録音をする前の仮録音という感じでしょうか。新曲を録音するということは、どこかで披露する日も近いということですね。がんばろう!
はな殿と一緒にお仕事して4年ほどになるのかな、コロナ禍を経てあらゆる人々のライフスタイルが変化してしまったので作る方も聴く方も好みが変わってしまった部分があるのかもなあと思うと、今後どんな曲が生まれるであろうと考えるとそれはそれで楽しい。大人になっていく感じと似てますね。年齢を重ねるということは自身のその時の状態、好み、などに影響するんだなあと考えると人間として老化ということではなくむしろ成長を感じる。苦かったビールの味がすっきりして美味しく感じるように好みって変わりますよね。動物も人間も適応能力が本能としてあってその時々で受け入れるようになっているんだなと思うと作曲者の本能的な作りたい欲求も変わるということですね。
まとまりのない話に見えますが簡単に言うと適応能力ってすごく大事だなって話です。何歳になっても悩みなんて尽きないけど考え方が変わります。結局死ぬこと以外かすり傷だな!って思えば明日も美味しいものを食べるためにがんばれるし、そんな話を他人にもしてあげれる。色々な経験をもとに出る発言ももちろんあるんですが、今、どうあるべきかで考え方って変わるなあ〜って思います。人気な曲も大事だし、元気づける言葉みたいなものも大事なんですが、やっぱり少なからずこの「支度部屋」にご入会いただいている方がにはどうしてもライブに来て欲しいし、ライブは不思議な力があるので活力になると思います。エネルギーのぶつけ合いと言いますか。
現状を憎まず、受け入れているとそんな気持ちになって、じゃあライブに来てくれた人にはこんな気持ちになって帰って欲しいという気持ちが生まれます。偉そうですが。。笑
急に真面目に書いてしまいましたがミュージシャン、アーティストも表現する仕事ではあれど普通に人間でして気分が高揚する時もあればドスンと落ち込むこともあるんです。しかしながら前を向いて歌ってないといけない辛い仕事ではありますが、使命とか義務とかそう言うことではなく目の前で聴いてくれている人が少しでも一緒に前向きに明日も美味しくご飯を食べれるその一部に慣れればと思ってます。我々サポートスタッフ含め。
暑い夏をひまわりと乗り越え、紅葉で色づく秋を迎え、慌ただしい年末を感じる冬が来る。
それまで皆様頑張りましょうね。
とにかく新曲はいいぞ!配信されたら聴いてください!!
暑さにやられたせいか、書きたいことを書き殴ってしまいました、すみません!!