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【ぴあ×オフィシャルパートナー】#5 株式会社アイデム(後編)

2021.08.13

  • PSB insights

「“当たり前を当たり前に見ない”こと。そして、調べる前にまず考えてほしい」
株式会社アイデム JOBRASS&Smartディヴィジョン JOBRASSグループ マネージャー 佐川好司氏


アイデム HP 2-1


「ぴあスポーツビジネスプログラム」(以下PSB)は、株式会社アイデムとオフィシャルパートナー契約を締結。ぴあスポーツビジネスプログラムの受講生並びに卒業生の就職・転職支援、また株式会社アイデムのスポーツビジネス業界におけるブランド価値向上を目指して取り組んでいきます。

アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。


――佐川さんご自身とスポーツとの関わりは。
ずっとサッカーをやってまして、今も小学校1年生のサッカーチームのコーチをやっています。スポーツ業界への就職は考えませんでしたが、今自分の会社がJリーグのトップパートナーになりサッカーに関わっているということはとても誇らしいですね。子どもとスタジアムに行くと自分の会社の看板が出ていますから、息子の友達には「Jリーグの人」って言われたりします(笑)。
サッカーって基本失敗するスポーツなんですよね。90分の試合の中で自分にボールが来るのって2分間くらいしかなくて、その2分でチャンスをものにできる選手とものにできない選手がいる。プロの選手は小さい頃からずっとそういう努力してきて今があるんだなと思うと、なんとも言えないたまらない感じになります。
今ちょうど息子の同級生でU-16の日本代表に選ばれた子がいるんですよ。やっぱり昔から努力する子でしたね。そういう存在が身近にいるっていうだけでとっても楽しみです。

――御社がJリーグのトップパートナーになった経緯とは。
Jリーグが「地域に根差したスポーツクラブ」を目指しているということで、弊社も新聞折り込みが発祥の会社ですから、地元のお仕事情報をお届けする地域密着の会社として、同じ精神を共有しているところからと聞いています。
ただ、誰にも信じてもらえないんですけど、当時、社内で「プロモーションを考えよう」ということでアンケートを出す機会があり、僕そこで「Jリーグのトップパートナーやりましょう」って書いて出したんですよ。僕の案が採用されたと言われたことはありませんが(笑)。
実はそのあと「フットサル大会をやりたい」という希望も会社に出して、それも実現して、「アイデムカップ」という全国の大学生向けのフットサル大会もやっていたんです。でも誰も信じてくれないんで、自称です(笑)。

――トップパートナーとしての活動にはどのようなものがありますか。
以前は「アイデムしごと探検隊」というお子様向けの仕事体験ツアーをJリーグと一緒にやらせていただいたり、コロナ禍前はアイデムデーという冠試合を開催してイベントブースを出展したりしていました。クライアントと一緒にサッカー観戦をすることもありますね。
あと、名刺にJリーグのロゴを入れさせていただいているので、サッカー好きな方とは一気に話が広がります。若い方でもJリーグがきっかけで弊社の名前を知って下さることがあるので、サッカーが好きなお客様とは本当にコミュニケーションが取りやすいです。

――サッカーが好きだからアイデムに就職したいという人もいますか。
います(笑)。なので、サッカーに関わる仕事は社内のごく一部だということはきちんと説明します。サッカーでビジネスをしている会社ではありませんから、そこが目的だとミスマッチだよ、と。けど、Jリーグのトップパートナーとして知ってもらったことがきっかけになることはもちろんあります。毎年一定数“サッカー層”がいるんですよ(笑)。先ほどの「アイデムカップ」もそうですし、そういったきっかけで弊社の事業内容を理解した上で入ってくれるのはありがたいですね。
サッカーの例えで言うと、学生さんたちにたまに「フォワードは求めてない」「サイドバックの動きをしろ」って言っています。ボールが来なくても走るのが大事で、その走りによって相手は引っ張られる。それでフォワードが活きる。そういう無駄走りができてこそだぞ、と。サッカーをやってきた人にはわかりやすい例えなんですけどね(笑)。

アイデム4


――御社がPSBのオフィシャルパートナーになったきっかけは。
我々は採用して終わりということではなく、人材育成も掲げていますので、まさに育成をしようとしているPSBとの協業は大きなメリットだと感じています。また、私の部署は新卒を担当していて、学生さんたちの中にはエンターテインメント業界への就職を希望している人も多いので、その点においてもぴあさんと組むことにはメリットがあります。その一番いいところは、この時期からリアルなエンタメに触れられる、「“好き”じゃダメなんだよ」という気付きを与えられるところが大きいですね。

――PSBで学ぶ人たちに今後スポーツ業界への就職を目指す上で心得て欲しいことは。
“当たり前を当たり前に見ない”ということだと思います。物事を多面的に見てもらいたいですね。講義で教わったことはスポンジのように吸収しつつも、自分だったらどうするか、自分だったらどう広げるか、どう行動に移すか、その結果を元に次にどんな行動を起こすか。今の時代、簡単にネットで情報が出てくるので、若い人たちが自分の脳で考えなくなってしまっていると感じています。わからなければ調べればいいって。そうではなくて、調べる前にまず考えてほしい。調べたことをまとめた企画書なんてつまらないですよ。切り開く力というのを企業は求めてるんだよ、と。「好きだから」という理由だけで採用する企業はないですから。自社のコンテンツをいかに広げてくれるのかを求めてるんです。そのためにスポーツの試合ひとつとっても「なぜこうなのか」「自分だったら」、そう考える力と、協調性を持って自分の意志を周りに理解してもらえる伝達手段を持っていて欲しいですね。

――今後佐川さんが目指す目標は。
コロナで就職活動が一変して、学生さんたちは本当に大変だと思いますし、それに柔軟な対応を求められる人事担当の方々も本当に大変だと思います。そんな激動の就職活動の中でも、企業の価値を高めていくためにできることはもっとあると思うんです。そのためにも私が今担当している「JOBRASS新卒」というブランドをもっと知ってもらうことがまずは目標ですね。

アイデム5



アイデム3 PROFILE
佐川好司
株式会社アイデム
JOBRASS&Smartディヴィジョン JOBRASSグループ マネージャー

1978年2月26日(43歳)
2001年新卒でアイデムに入社。地域の営業職を経験の上、2012年新卒採用支援のプロジェクトマネージャーに着任。逆求人型新卒サイト『JOBRASS新卒』の立ち上げに従事。のべ3,000社以上の採用支援に関わり現在に至る。

株式会社アイデム オフィシャルサイト
JOBRASSオフィシャルサイト