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2017.08.30

FLJ PRESENTS [COUNRTY YARD]

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 ドラマーの脱退という、バンドにとって大きな危機を乗り越え、今まで以上にバンドとしての成長が見えるCOUNRTY YARDが、その証明ともいえるニュー・シングル「ONE」を、5月24日にリリースした。「1から」とか「一つになる」という意味を込められて作られたこのシングルは、ファンに向けたメッセージなのか、それとも自分たちに向けたメッセージなのか、とてもポジティヴな歌詞が印象的だ。加入してまだ間もないとは思えないほど、Masayukiと他のメンバーが近いことにも驚いた。そんなMasayukiから見た3人とはどういう人間なのか、3人から見たMasayukiはどういう人間なのか。新体制となったCOUNRTY YARDに話を聞いた。
※FLJ ISSUE 54 (2017.05.31)より転載

Photo: Jesse Kojima

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FLJ 新メンバーのMasayukiが加入した経緯は?

Sit 思い付くのがMasayukiくらいしかいなかったんです。

Masayuki お互いのバンドで対バンしたりしていて、10年くらい前から知り合いだったんです。

FLJ オファーをもらってどうだった?

Masayuki う~ん(笑)。

FLJ 自分のバンドもあったんだもんね。

Masayuki 今もいろいろやっているんで。でもやりたいなっていう気持ちが大きかったですね。

FLJ 実際に一緒に音を出してみてどうだった?

Sit 本当にやりやすいなと思って。ヴォーカルとして、歌いやすいっていうのが一番大きいですね。音量とかもそうだし。出すところは出して、抑えるところは抑えるみたいな。

Masayuki 最初のドラマーの時から見てるし、それが大きかったんじゃないかなと思いますね。

FLJ 新メンバーとして、今までのCOUNTRY YARDを継承しつつ自分の色を出そうと思ってると思うんだけど、そこら辺のバランスはどう取ってるの?

Masayuki 前の二人がどうだったっていうのは気にしてもしょうがないかなって思うようになったので、COUNTRY YARDのドラムとして今自分ができることでベストを尽くそうという感じですね。

FLJ 他のメンバーから見たMasayukiはどういう人?

Sit 基本的にはスゴく真面目な人間だと思います。それで、一緒にお酒飲むのも面白いから、そのバランスがスゴく良いですね。

FLJ けっこう飲むの?(笑)

Masayuki 飲みますね(笑)。この前は、酔っ払って唾を飛ばしながら、「今作ってるあの曲は素晴らしい!」って。

Sit 褒めてくれたんです。

Masayuki でも、俺はあんまり記憶にないんですけど(笑)。

Hayato 俺はCOUNTRY YARDを始めてから、初めてメンバーとサシ飲みをしたんです。サシ飲みしろってうるさいんですよ(笑)。ライヴの日に、リハが終わってオープンまで少しだけ空いた時間に二人で飲みに行って。そういう新しい風を吹き込んでくれてます(笑)。あと、メンバーで初めて家に入れました。その後もサシ飲みサシ飲みうるさいから、じゃあとりあえず家に来いって。

Yu-ki 俺は、同い年っていうのが大きいっすかね。1986年生まれってあんまりいないですよ。30歳に近づけば近づくほど、出会った頃のバンドマンが辞めてったり、仕事ありきのバンドってなることが多い中で、同い年っていうのはちょっと特別な感じがありますね。最初のドラムは年上だったし、前のドラムは年下だったので、Hayatoを含めて三人が同い年っていうのは良いんじゃないかなと思ってます。

FLJ 逆にMasayukiから見た他のメンバーは?

Masayuki Yu-kiとはCOUNTRY YARDをやる前から別のバンドを一緒にやっているので、COUNTRY YARDで一緒にやるとこういう感じなのかあって。別のバンドとは違う一面も見れたんで面白いですね。

Yu-ki あっちでは俺は何も言わないんで。

Masayuki 本当に何も言わないですからね(笑)。三人とも共通して言えるのは、プレイヤーとして本当に優れているというか、こんなにギターが上手い人と一緒にバンドをやったことはないです。二人ともマジで上手いで。Sitさんはもう歌がスゴい。レコーディングもスゴい早いし、あの素敵なメロディも本当にスゴいなって思うんです。一緒にやることで、プレイヤーとしてスゴいっていうのを再認識したっていうのはありますね。

FLJ 今はCOUNTRY YARD以外にどんなバンドをやってるの?

Masayuki 今日はこの後、ガールズ・バンドのサポートでライヴがあるんですけど、それ以外には、famっていうバンドをずっとやってて、あとはthe firewood projectっていうYu-kiと一緒にやってるバンドや、最近はLOW IQ 01さんの案件もやらせてもらったりしています。

FLJ そんなにやってたらスケジュール合わせるだけでも大変だね(笑)。5月24日にリリースになるシングル「ONE」は、この体制になって初めての作品になるんだよね。こんなコンセプトで作ろうっていうのは考えてた?

Sit 曲に対してコンセプトっていうのは設けてなくて、ただ、「ONE」っていうタイトルは、「1から」とか「一つになる」とかいう意味を込めて付けたんですけど。

FLJ 1曲目の「Lights Awake」も2曲目の「All For One」も前向きなポジティヴな歌詞だから、新体制になった自分たちに向けてのメッセージでもあるのかなと思ったんだけど。

Sit そうですね。外に向けてのメッセージでもあるけど、内側に向けても歌ってるっていうのはありますね。

FLJ 実際にこのメンバーで曲作りをしてみてどうだった?

Sit プロセス的には変わらなかったけど、比較的早かったんじゃないかな。Masayukiが理解してくれるのが早いっていうか。こういう感じなんだろうなっていうのを、けっこう早い段階で察知してくれるから、曲作りも早かったですね。あと、今回からはさらに半音下げて、1音下げでやってるっていうのは新しいところですね。もう少しヘヴィにしたいっていう意見があったので、じゃあやってみようかって。レコーディングに関してもスムーズでしたし。

Yu-ki 以前も別に遅いわけではなかったんだけど、Masayukiの対応能力が高いって感じですかね。

FLJ 前作から自主レーベルでのリリースになったけど、実際に自主でやってみてどうだった?

Sit バンドの仲間とか先輩たちと話をすると、自主レーベルでリリースするから、もっとアンダーグラウンドの方を突き詰めていくんだと思ってたって言われるから、「え? そうなの?!」って。別にそういう意識で自主レーベルをやってるわけじゃないから、意外と自分たちの意思とは逆に、そういう風に見られちゃってることって多いのかなと思って。「自主レーベルでのリリース=上を目指してない」ってわけじゃないじゃないですか。シーン的にそういう風に見られちゃうのは予想外でしたけど、今年からマネージメントをJMS(Japan Music System)にお願いしているので、バンドにもお客さんにももう少し理解してもらえるような活動の仕方をしていきたいなとは思います。

FLJ この4人で今後目指すところは?

Sit 力を貸してくれる人たちが周りに付いてくれているので、今まで自分たちが踏み入れたことのないところをやってみるっていうのはありますね。今までは、「いや、ないでしょ!」っていうような頭だったけど、やってみてどうかっていう判断するというか。

Yu-ki 今までは食わず嫌いしてたところみたいなのもあると思うんですよね。それがなくなったので、まだまだやれることはあるんだろうなって。最初の頃はラジオとかも断ってたんです。でもそれも、最初に一回断ったのが印象に残ってる人がけっこういるみたいで、「COUNTRY YARDってラジオとか嫌いでしょ?」って言われて。自分たち的にはそういうことではなかったんですけど。

FLJ それは何で断ったの?

Sit ただのツッパリだと思います(笑)。

Yu-ki マネージメントにも、「やれることはたくさんあるけど、COUNTRY YARDってそういうの嫌いなんだと思ってた」って言われて、ハッとして。そういう印象なんだ、気を付けようって。

FLJ 知らず知らずの内にチャンスを逃してた可能性もあるもんね。

Sit 今は大人になったので、変なところはツッパらないようになりました。

FLJ 今年の活動は?

Sit リリース・ツアーを回った後はできるだけ夏フェスに出させてもらって、その後はアルバムを作ります。

Yu-ki 来月からレコーディングに入ります。

FLJ じゃあ曲はもうけっこうできてるの?!

Sit 半分しかできてないです!(笑) でも今まで間に合わなかったことはないから、今回も大丈夫だと思います!

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2017.12.03 大阪・十三FANDANGO

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