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2026.10.08

AIR JAM 2026 スペシャル対談:難波章浩 × ヒカル 初めての対談 OUTTAKE

  • INTERVIEW


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Hi-STANDARDの難波章浩と、BOUNTY HUNTERのヒカル。
AIR JAM OFFICIALで好評掲載中のスペシャル対談。
本編では語りきれなかった、難波章浩とヒカルのもう一つのトピックを特別公開する。

Hi-STANDARDの曲を、今もDJでかけ続けているというヒカル。’90年代から現在まで、彼のDJセットから消えることのなかった「STAY GOLD」。その曲をきっかけに、話はHi-STANDARDとAIR JAMの記憶、音楽が持つタイムマシンのような力、そして長い時間を経ても残り続けるものについて広がっていった。
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Interview:Toshiya Ohno


――ヒカルくんは、今もDJで必ずハイスタをかけてるよね。

ヒカル そうなんだよ。

難波章浩 今も?

ヒカル ずっとかけてる。だから、ハイスタが今こんなに人気があるのは俺のおかげだと思ってる(笑)。

難波章浩 いや、本当に(笑)。

ヒカル だって俺、「休止しますから」って電話をもらってるから。山崎さんのCREAM SODAにいる時に、珍しく電話がかかってきて。「あれ、どうしたの?」って言ったら、「もうすぐ発表するんだけど、活動停止します」って。「あ、そう」みたいな。俺は別に「どうしたの?」とか言わないから。それで「わかった」って言って。それもスゴい覚えてる。

難波章浩 そんなこともあったんですね。

ヒカル わざわざ言ってきてくれたから、あれ?と思って。

難波章浩 何かエモい話になっちゃってるな。


ヒカル だって、最初のAIR JAMのことも全部覚えてるし。フジテレビの横の外でやった時のヤツとかも全部覚えてるし。野球場でやってデカくなった時とかも、「スゲエ。野球場でやるんだ?!」と思ったし。俺はDJをやりながら、「うわ、No Use For A Nameをこんなにデカい音で聴けるんだ」と思って、震えながらDJをやってたから。 

難波章浩 今年も、DJをお願いしたいですよ。

ヒカル でも、全部知ってるから面白いし、また何かやってくれてスゴいうれしい。

難波章浩 本当ですね。いや、今回ヒカルくんと話をしたいと思ったのも、'90sから2000年になって、そこから20年以上経ったわけじゃないですか。そこでやっぱり、一回ちょっとみんながバラバラになっちゃったというか、みんなが固まってたのが離れちゃった時期があって。でも、最近のアメリカとかを見てると、みんなおじさんになってもめちゃ頑張ってるんですよね。何かその感じにスゴい勇気をもらって。俺の中では、ハイスタもそれにスゴく引っ張られた部分はあったんですよ。だから、今まで語ってたような、ムードっていうか、威力、パワーをちゃんともう一回伝えたいなと思ったからで。今の40代、50代の人たちにしても、俺の同級生にしても、「最近、何かパンチないんだよね」っていうのがいっぱいいるんで。若者だけじゃなく、そういう人たちにもう一回触れ合ってもらって、俺もまた頑張ろうかなって思ってるんですよ。

ヒカル 本当にそう思うし、今、また来てるかも。

難波章浩 来てるんですよ。
 
ヒカル だって、先週金沢でロンドンナイトをやったんだけど、お客さんが超満員で。今回、金沢には9年ぶりに行ったのね。金沢はお客さんが入らなくなったって聞いてたんだけど、昔来てた人が子育ても終わり、大人になってもう一回来てる人もいるし、もっと若い子とかも来てるし、こんなに人が入ることなんてあり得ないって言われて。俺はそこで、いつもの必殺のドンみたいな曲をかけて。もちろんハイスタの「STAY GOLD」もかけるし。全部かけたら、みんなも喜んじゃって。「高校生の時の感じです!」とか言われて、俺も変わってねえなと思いながらも、何かうれしくなっちゃってさ。大貫憲章の域に達せたかな?と思って。大貫さんには昔からの「THE」のセットがあるじゃん。俺には俺の'90年代のTHE セットがあって、その中ではもちろん「STAY GOLD」は必ずあるし。俺がちゃんと磨いといたから、大丈夫だと思うんだ(笑)。 

難波章浩 僕は自分の中で、2000年以降、ヒップホップとかテクノとか、いろんな新しい感覚が生まれてきて、いろんなことに手をつけて、いろんなことにトライしたんですよ。なんですけども、ヒカルくんはずっと変わらないでいてくれたんですよ。そこは健くんもそうで。僕からすると変わんないでいてくれてるんですよ。僕は新しもの好きだから、どんどん変わっていくタイプだから。もちろんそれも好きなんですけど、やっぱりバンドっていいし、パンクっていいんですよね。

ヒカル 本職だからね。

難波章浩 だから、結局そういう人たちが、金沢のロンドンナイトに行ったんでしょうね。ただのキッズだったのが、家族を持って、仕事を持って、責任もすべて背負ってやってきて。でもやっぱり、あの時代の音楽とかカルチャーにもう一回触れると、みんなギューンって来ちゃうんでしょうね。

ヒカル だってほら、匂いと音楽はタイムマシンじゃん。だから、一番聴いてた頃にフッて飛ばされるじゃん。だからそういうのは一緒なんだと思うよ。

難波章浩 風景とか香りまで来ますよね。

ヒカル DJで泣いてる人とかいて、びっくりしちゃったもん。ほら、若い時に聴いた音って取れないじゃん。ずっと聴いてなくても、それがそのままのセットで来られたら、何か感極まっちゃったみたいで。 何かスゴいありがたかったな。

(1996年、NKホールで行われたWARP Japan Tourに出演したHi-STANDARD)

(AIR JAM ‘97にDJ出演した時のヒカル)

難波章浩 最近のハイスタもいい感じにやれてて、みんな泣くんですよ、また。「GROWING UP」とかで泣いちゃうんですよ。 

ヒカル 泣いちゃうでしょ。

難波章浩 泣いてるのを見ちゃうと、こっちも来ちゃうし。最近は見ないようにしてるんですよ。そこで来ちゃったら、歌えなくなっちゃうから。

ヒカル もらい泣きだよね。だって俺もこの間、観に行って泣きそうになっちゃったもん。去年の一発目のFEVERは、俺一人で行ったから。その日は息子と一緒じゃないし、お父さんじゃないから、もう俺じゃん。客のところで観てたけど、一応ヒカルだから泣くわけにはいかねえじゃん。グーってきて、マジでヤバかった。しかも、箱もあの箱じゃん。俺が知ってるハイスタは、あのサイズのハイスタだから。

難波章浩 O-EAST(Spotify O-EAST)はどうだったんですか? 息子さんと一緒だったんですよね。

ヒカル 息子が観たいっていうので、はしゃいで観てた。スゴい喜んでたよ。だって、息子に一番最初に見せたバンドはハイスタだからね。ZOZOマリンスタジアムに乳母車で行ったんだもん。

(Photography : Keitaro Tokuo)
 
難波章浩 AIR JAMですか? 

ヒカル そう。でも、ハイスタを見てきたことがない若いバンドの子たちの気持ちが熱すぎて。みんながグワーっと来て、危ないなと思ったから、途中で帰ったんだよね。だって、若いバンドの子たちはさ、そりゃさ、見たいわけじゃん。

難波章浩 今年も来てくださいね。

ヒカル でも、ハイスタはやっぱりスゴいカッコいいんだよ。

難波章浩 マジすか。いや、うれしいな。

ヒカル だってさ、俺のずっと変わんないDJセットの中にずっといるんだよ。カオスUKも、オペレーション・アイヴィも、ランシドも、ハイスタも、もうずっといるんだから。絶対にかかる。ずっとそのセットにはいるから。

(Photography : Keitaro Tokuo)

――「STAY GOLD」以外のハイスタの曲もかけることはあるの?

ヒカル 「STAY GOLD」だけ。ラモーンズは「Blitzkrieg Bop」じゃん。クラッシュは「Brand New Cadillac」、ハイスタは「STAY GOLD」。他に何が?みたいな(笑)。




▶AIR JAM OFFICIALで掲載の、Hi-STANDARDとAIR JAMをめぐるをめぐる対談はこちらで読めます:
https://airjam.jp/special

▶SiiiCKで掲載の、音楽、ファッション、クリエイティヴをめぐる対談はこちらで読めます:
https://siiick.space/article/detail/3qiv3he0qp



AJ_B×H HIKARU T-shirt ¥4,000円(税込)
ヒカルがデザインを手がけた、AIR JAM 2026 オフィシャルTシャツ
2026年10月9日(金)15:00から販売予定
https://airjam-store.com






■難波章浩
Instagram:@akihironamba
X:@AKIHIRONAMBA

■BOUNTY HUNTER
https://www.bounty-hunter.com
Instagram:@bxh_official
X:@BxH_OFFICIAL

■AIR JAM 
https://airjam.jp
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X:@AIRJAM_official


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