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2026.03.09

にっちゃん&みきてぃインタビュー(東北ジャム2015 in 女川 ボランティア) | Road to 2026.3.11 Sendai

  • INTERVIEW

Road to 2026.3.11 Sendai
東北ジャム 2015 in 女川


日程:2015年10月25日(日)
場所:女川総合運動場(宮城県牡鹿郡女川町女川浜大原190)
主催:東北ジャム実行委員会

東北ジャム2015 in 女川からボランティアに参加してくれたにっちゃんは、その後フェスだけじゃなく、たくさんのボランティアに参加するようになって、たくさんの出会い中でみきてぃと出会い、一緒にボランティアに参加し、付き合い、結婚したボランティアカップル。

2人にとってのボランティアについて、にっちゃんもみきてぃも参加してくれた東北ジャムやAIR JAMのボランティアについて話を聞いてきました。


にっちゃん&みきてぃインタビュー


にっちゃん(東北ジャム2015 in 女川/東北ジャム2018 in 福島あだたら ボランティア/写真右)
みきてぃ(東北ジャム2018 in 福島あだたら ボランティア/写真左)
北村 孝之(ボランティアインフォ)


北村:
東日本大震災の時って、災害ボランティアとかやってたんだっけ?

にっちゃん:
全然やってなくて。当時は東京に住んでいて、34階のオフィスで仕事をしていて、尋常じゃないくらい揺れたのは覚えている。その後も震災の影響で仕事がバタバタしていて、ボランティアという考えもなかった。

情報もあまりなかったし、ボランティアしている人がいるというのはニュースで見てたけれど、サラリーマンで平日は仕事しているし、自分がボランティアに行くという意識は、当時はなかった。

北村:
じゃあ災害ボランティアみたいなことはしたことはなかったんだ。初めて東北行ったのっていつ?

にっちゃん:
母親の両親の実家が福島なので、小さい頃に福島は行った記憶があるけど、よく行く場所ではなかったかな。それこそボランティアで行ったのも東北ジャムが初めて。

北村:
今となっては、住んでるのにね!すごい変化だよね。
みきてぃは?

みきてぃ:
2011年は中学3年生で、受験の次の日が震災でした。
当時は停電でテレビも見られなかったから、何が起こっているかわからなくて、次の日の新聞とか車のテレビで津波の状況を知りました。

当時は山形県の実家に住んでいて、揺れたし停電はしたけれど、被害は全然なかった。避難所にも行ってなくて、家にいた記憶があります。

高校入ってからも自分から何かボランティアする環境もなくて、募金活動とか小さい活動はしていたけど、災害ボランティアに行ったりはしてなかった。

北村:
そうなんだね。AIR JAMが2011年に横浜で開催されて、2012年に東北で開催されたけど、にっちゃんは行ったんだっけ?


にっちゃん:
AIR JAMはもちろん気にはなってたけれど、仕事で中国に転勤するタイミングが重なって、その準備も含めてバタバタだったから2011年も2012年も行けなかったんだよね。

北村:
みきてぃはAIR JAMとかあの辺の音楽は聞いてたりしてたの?

みきてぃ:
全然聞いてなかったし、AIR JAMのことも知らなかったです。にっちゃん達と出会ってから聞くようになりました。

北村:
にっちゃん達と出会うきっかけは何だったの?

みきてぃ:
だいぶ先になっちゃうけど、2017年頃に仕事での物足りなさを感じて、気分転換にボランティアでもやってみたいなって思って、行ったのが代々木公園のEarth gardenOCEAN PEOPLESでした。OCEAN PEOPLESでにっちゃん達と出会って仲良くなって、フェスのボランティアもやってみない?って誘われて行ったのがきっかけだった。それまではフェスすら行ったことなかったんだけど。

北村:
その入り口なんだね、フェスに行ったのはボランティアが最初なんだ!すごいね。やってみて楽しかった?

みきてぃ:
すごく楽しかった!
年齢もバラバラだし個性の強い人もたくさんいたけど、素敵なイベントにするぞ!っていう一体感を持って活動できるのが楽しかったかな。

北村:
にっちゃんは、イベントボランティアはしてたの?

にっちゃん:
フェスにはAIR JAM 2000とか行ってたけれど、ボランティアしたことはなくて、東北ジャム2015の告知が出た時に、ハイスタメンバー全員いるじゃん!って思って、すぐチケット 取ったんだけれど、イベントの特設サイトを下まで見てたら、「運営ボランティア募集」っというのを見つけて、運営ボランティアって何だ?って思いつつも、「運営ボランティア」って言葉にふとすごく惹かれて、ハイスタメンバーのフェスをお手伝いしたいと思って、買ったチケットをリセールに出して、ボランティアに応募したのが初ボランティアだった。

北村:
そうだったんだね。東北ジャム2015 in女川ではにっちゃんはリーダーやっててくれたよね?ポジションどこだっけ?

にっちゃん:
関係者受付とバス乗り場のリーダーを担当してた。会場からは離れるポジションだったね。

北村:
離れてるのは信頼の証です(笑)近くならすぐ駆けつけられるけど、離れてると信頼して任せるしかないから!
やってみてどうだった?

にっちゃん:
すっごい楽しかった!会場から離れてて、音漏れも聞こえないくらいのポジションで、イベント感はなかったんだけど、バス乗り場への誘導だからさ、行きも帰りもお客さんがそこ通って行くから、お客さんのワクワクした顔とか、帰りは満足した顔とかも見られたし、「ありがとうねー」とかお客さんから声かけてくれて、すごくいいイベントに関われたなって。ライブは全然見られなかったけど、この時は運営の手伝いをしに行くってマインドになってたから、それで全然満足だった。

北村:
そこからその時出会ったメンバーと一緒にボランティア行き出したの?

にっちゃん:
そうだね、行きまくってた!コロナ前くらいまでは毎週?っていうくらいボランティアしてた!

それこそ、これきっかけでフェス以外のボランティアにも興味を持ち出して、災害ボランティアとかにも目がいくようになって、率先して災害ボランティアも行くようになったね。

北村:
最初の災害ボランティアってどこ行ったの?

にっちゃん:
最初は鋸南町の台風被害だったかな?たしか。その後もいろいろ行ってた。



北村:
東北ジャムきっかけでフェスのボランティアとか、災害ボランティアとかするようになって、印象に残ってるボランティアってある?

にっちゃん:
一番最初の女川の東北ジャムもそうなんだけど、TOKYO2020の開会式と閉会式のセレモニーキャストっていうボランティアがあって、選手の入場の時に一緒に迎え入れるみたいなやつが印象に残ってる。

北村:
フィールドキャストとシティキャストは別なんだっけ?

にっちゃん:
フィールドキャストもやってたんだけど、それとは別枠でセレモニーキャストってのがあって、論文書いてエントリーするの。開会式と閉会式だけなのに、事前に何回も集まってリハやってた。新国立競技場でもリハやったし、なんか文化祭みたいだった。

北村:
確かに出てるのSNSとかで見てた記憶がある!フィールドキャストとかより濃い人たちが多そうだよね?

にっちゃん:
表現悪いけれど死んでない人というか、いろんな意味でギラギラしてる人が多かった。話をしてても本当に個性の塊みたいな人たちで楽しかった。

北村:
東北ジャム2015以降、AIR JAMとかもあったけど、全部来てくれてるよね?

にっちゃん:
ヤフオクドームのAIR JAMも、ZOZOマリンのAIR JAMも、2018年の福島の東北ジャムも行ってる!あとハイスタのTHE GIFT TOURとTHE GIFT EXTRA TOURも行った!



北村:
THE GIFT EXTRA TOURの沖縄も来てくれたもんね?

にっちゃん:
沖縄も行ったね。これまで国内は旅行とかでもあまり遠出しなかったんだけど、ボランティアってなると全国行ってる気がする。東北もそうだけど、福岡とか沖縄も。

北村:
それはすごいモチベーションだね!
そこまでのモチベーションってボランティアが楽しいから?

にっちゃん:
やっぱり楽しいっていうのが一番かな。災害ボランティアは楽しむものではないとは思うけど、普段やらないような経験ができるって言うのはやっぱり楽しいし、屋根の上登って瓦直したりとかもしたけど、もっと色々なことを正しい知識でやりたいって思って、資格取ったりもしたし。


北村:
災害ボランティアの中にも、そういう楽しいなって思える部分はあっても、全然いいと思うな。誰かのためだけじゃなくて、自分自身が楽しいって思えるのは、続けるモチベーションにもなるしね。

でもボランティアでだいぶ人生変わってるね!

にっちゃん:
そうだね、だいぶ変わった!

北村:
そのきっかけが東北ジャムのボランティアだってのは嬉しいな。東北ジャムのボランティアに行ってなかったら、こうはなってなかったかもしれないもんね。

にっちゃん:
なってなかっただろうね。最初が東北ジャムの女川だったからってのもあるかもしれない。今思い返してもすごい特別感ある。


北村:
確かに女川の時はAIR JAM 2012からのボランティアさんもいたし、前回の石巻の東北ジャムメンバーもいたし、女川から地元の方もいたしで、なかなかいいメンバーだった気がする!

にっちゃん:
一番最初は1人で行ったっていうのもあって、常連のボランティアさん達は仲間内でもう仲良くてアウェー感あったけれど、自分から話しかけるとみんな気持ちよく話してくれてすぐ仲良くなれたよね。


北村:
東北の人は特にかもしれないけど、意外と人見知りする人も多いからね。
みきてぃは東北ジャムは2018年のあだたらからだっけ?


みきてぃ:
そうですね、東北ジャムは2018のあだたらに参加しました。
その前にハイスタのGIFTツアーのチケットが運良く買えて、初めてハイスタを観ました。

北村:
初ハイスタどうだった?

みきてぃ:
衝撃をうけました!お客さんは自分の親世代も多かったんですけど、ダイブしたり、待ってた!と言わんばかりに心から楽しんでて、いろんな人の人生を感じて。あんなにはっちゃけてる空間が初めてだったから、ハイスタってすごいなって。

WANIMAにハマった時期があったんですけど、歌詞にハイスタって出てきて、何だろ?ハイスタって思ってたのが繋がった感じでした。

北村:
なるほど!東北ジャム2018あだたらはどこのポジション担当してくれたんだっけ?

みきてぃ:
インフォメーションでした。リーダーもやらせてもらったんですが、にっちゃんとは違うポジションで、今までは一緒が多かったんですが、1人でわからないなりに楽しみながらできました。


北村:
何か印象に残ってることある?

みきてぃ:
初めてのリーダーで不安だったんですけど、チームの子たちが活動楽しかったです!って伝えてくれたのが嬉しかったです。

あと隣が救護ブースだったんですけど、救護ブースなのに楽しそうな雰囲気で、怪我してるけどバンドエイドもらってすぐまたライブに戻ろうとする人とかいて、そういう空気感も楽しいなって感じました。

北村:
そういうイベントだからね(笑)
フェスボランティア以外はみきてぃはスポーツとか災害ボランティアとかしたの?

みきてぃ:
スポーツはやってないけど、災害ボランティアにはよく行きました。幡ヶ谷再生大学や災害ボランティアセンターにも行ったりしました。


北村:
それはフェスボランティアの友達と一緒に行ってたの?

みきてぃ:
基本はにっちゃんと2人で行ってて、でも現地に行くと他のボランティアで一緒になった人と会うみたいなことも多かったです。

北村:
災害ボランティアで今でも覚えてるボランティアってある?

みきてぃ:
長野の台風被害で千曲川が決壊して、りんご畑に入り込んだ泥の掻き出しに、幡ヶ谷再生大学で行ったんですけど、泥掻きさせてもらった家のお母さんと話をしたんですけど、家の一階部分まで水がきちゃって、逃げられなくなって2階に登って屋根に登って、翌朝に屋根からヘリで救助されたって話を聞いて、結構衝撃的でした。
その話をしていた時のお母さんの表情がすごい印象に残っています。それでもボランティアには温かくおもてなししてくれて。

にっちゃん:
災害ボランティアした時に、お金を渡してこようとしたお母さんがいたことがあって、もちろん受け取りはしてないけれど、こういうしんどい状況でボランティアが来てくれるっていうのは本当にありがたいことなんだろうなって想像できたし、こっちも少なからず役に立てているのかなって感じられた。災害ボランティアに行くと色々と考えさせられることが多いなって思う。

北村:
そんな感じで2人でいろんなボランティアに行ってると思うけど、最初の出会いの時はどんな感じだったの?

みきてぃ:
私のチームのリーダーがにっちゃんでした。

北村:
第一印象はどうだった?頼り甲斐あるリーダーだった?

みきてぃ:
そうですね、明るくて仕事できる人だなって印象はあったけど、それ以上にピンクの短パンの印象が強かったですね(笑)

北村:
たしかに、にっちゃんはピンクの短パンを履いてるイメージしかない(笑)
でもみきてぃもボランティアして人生変わったよね?

みきてぃ:
就職で東京に出てきて、東京に友達があまりいなくて、友達できるかなってボランティアに参加したのもあって、そこでの出会いがたくさんあったのは大きかったですね。
でもまさかそこで出会った人と結婚するとは思ってなかったです。

北村:
思ってなかったんだ?

みきてぃ:
思わなかったし、こんなに年上の人を好きになるのも想定外。笑

にっちゃん:
にっちゃんも最初は全然恋愛感情とかなくて、自分のチームメンバーの1人という意識だったんだけど、みきてぃが日本酒好きって話を活動中にしてて、昔から馴染みのもう1人のチームメンバーとにっちゃんも日本酒が好きだったので今度飲みに行こうってなって、そこから毎週飲みにいって仲良くなったんだよね。こういうのもボランティア仲間ならではの繋がり方って感じがする。

北村:
ボランティアって同じチームで、同じ目標に向かって動くってのもあって仲良くなりやすい環境ではあるよね。そもそもそのイベントとかフェスとかに来てる時点で音楽とかの趣味は合うわけだし。2人はそのわかりやすい例だね。

にっちゃん:
そうだね。

北村:
2人は結婚して、今は米沢に住んでて、ボランティアってやってるの?

みきてぃ:
米沢ロックフェスにボランティアとして参加してるけど、前よりは少なくなったかな。酒田の大雨被害の災害支援は定期的に行ってました。

北村:
そうなんだね。2人でおむすびのケータリングとかもやってるよね?

にっちゃん:
うん、元々2人で浅草で居酒屋をやっていたの。2人とも日本酒好きだし、みきてぃはおむすび屋の店長だったから、それを売りにした居酒屋をやっていたんだけど、本業がありつつだから毎日は出来なくて、大々的な告知も難しいから、お客さんは知り合いがメインになってて。やっていくうちに、お店に来てもらうより、会いに行く方が自分たちらしいよねってなって、ケータリングのスタイル(出張おむすび屋FUWARi)を確立したんだ。


北村:
なるほどね。それでケータリングスタイルになったんだね。
その辺でボランティアやってた経験がいきたとかってあった?

にっちゃん:
直接的なことはないかもしれないけど、やりたいことに一歩を踏み出すマインドみたいなのはボランティアをやってからの価値観の変化が影響してたと思う。ボランティアしてなかったら、副業でこんなことしようなんて思わなかっただろうし。

北村:
なんかボランティアしてる人って色々求めて外に広がっていくような人多いもんね。ボランティアやってて、得たものって他に何かある?

にっちゃん:
ボランティアではいつもリーダーをやらせてもらうんだけれど、チームを作らないといけないのと同時にそれぞれのやりたいことを考慮して、それを可能な限り取り入れて、落とし所を見つけるみたいなことって、いろんなところに視野を広げて見なきゃいけないし、そういった経験が仕事にも活きてるなって思ってて。


北村:
チームビルディングとか、ちゃんとやろうと思うと意外とスキルセット高いよね。個人への傾聴をしつつも、チームとしての達成すべき目標があってみたいな。
しかも個性豊かな人も多いし、性別や年齢、バックボーンも違う人たちをチームにするのは簡単なことではないけど、できた時って達成感あるよね。

にっちゃん:
元々、人とコミュニケーションとるのは好きだったし、得意な方ではあったと思うんだけれど、ボランティアするようになって、更にコミュニケーション力は上がった気がする。年齢問わずだし、結構女性と話すのが苦手意識はあったけれど、今では全然できるようになったかな。と言うかボランティアで年齢とか性別を気にしたことないかも。

北村:
それはいいことだね。みきてぃは何かある?

みきてぃ:
いろんな価値観に会えるのがすごい楽しくて、会社で働いてたら会えないような、普通に生活してたら会えないような人に会えるのが自分の刺激になっているなと思う。

北村:
個性的な人も多いしね。ボランティアはそういったいろんな人と出会えるし、活動の中では程よい距離感があるっていうのもいいんだろうなって思ってて、活動がメインだからそんなに個人を深掘りするようなことはないし、でも仲良くなれば終わった後に打ち上げ行くとか全然できるし。

そういう意味ではコミュニケーションに少し自信がないような人もボランティアに参加してみたり、リーダーの役割をしてみたりすることで、一皮剥けるようなこともあるんだろうね。

みきてぃ:
リーダーにチャレンジする人を周りが支えるような雰囲気があるのもいいなって思います。仕事と違ってそこまで責任感があるわけではないから、ラフな感じで挑戦できるのもいいなって。

にっちゃん:
自分も最初のボランティアは1人で参加したんだけれど、1人で参加したってのが良かったのかなって。友達と参加すると今の価値観の延長線上でしかなくて、1人だとそれがないし、すごい良かったなって思う。

北村:
1人で参加するにあたってのハードルは高いなって思わない?

にっちゃん:
確かにハードルは高いと思う。

北村:
参加のハードルを下げる努力はこっち側もしてるんだけど、なかなか難し部分が多くて。学校でボランティアの授業をして、その後にボランティア体験しましょうっていうこともしたことあるけど、やっぱりボランティアでいうところの「自発性」がそこにはなくて、そうなるとボランティアの良さが出ないんだよね。

日本ではまだ「ボランティア」っていう言葉が身近になっている人が多くないし、文化として根付いてるなってところまでは言ってないなって思うんだよね。

にっちゃん:
そうだね、既に参加してる側からすると、ボランティアに応募して参加するってのは自然なことになってるし、現場行ったらいつものメンバーいるみたいなこともあるし、それが普通になってるけど、初めての人にとったら簡単なことじゃないよね。

北村:
そういうこれから初めてボランティアをする人にとってのアドバイスって何かある?

みきてぃ:
私も最初は参加するまで不安だったけど、行ってみたら思っていたほど堅苦しくないし、1人で参加してる人も多くて話すとすぐに仲良くなれるし、孤独だなって感じることはないから、やっぱりまず勇気をもって飛び込んでみることかなって思う。

にっちゃん:
ボランティアに興味を持ったけれどあと一歩が出ずに悩んでいるなら、フェスにお客さんで行ってみて、ステージだけじゃなくて、そこで楽しそうに活動しているボランティアのことを見るってことから始めてみてもいいのかなって思う。いろんな人がいて成り立ってる場所だから。

北村:
たしかに、それはあるかもね。ボランティアが入ってないフェスもあるけど、そういう視点で見てみるといろんなところにボランティアさんがいて、楽しそうに頑張ってるんだなって気付きはあるかもね。
最後に今住んでる東北に対する想いを聞かせてください。

みきてぃ:
東北ジャムはまたやって欲しいなって思います。東北ジャム2018のあだたらで開催した時に、震災があったからこその絆も感じて、そこで開催していている意味もあるなと思ったのはもちろんあったけど、災害がないと生まれないのかな、と悔しさもあって。

山形はあんまり震災の被害はなかったけど、記憶に残していきたい景色があるから、山形でやって欲しいなって思ってて。

北村:
流れ的に震災があって東北ジャムをやってる流れだけど、東日本大震災からはもう15年だし、そこだけにフォーカスするんじゃなくて、その地域でフェスをやって、フェス作ったチームを中心に地元のボランティアさんとかと繋がってる状態って、地域にとってすごいいいことだと思ってて、例えば山形で災害が起こった時も、山形で東北ジャムをやったチームが率先して災害支援とか災害ボランティアに動けると思うんだよね。フェスをやった時のチームワークのように、普段それぞれのメンバーがどこで何をしてるかもなんとなくわかってるし、フェスをやることで地域のプレイヤーが可視化されて繋がる、そんなイメージを持ってるんだけど、防災の意味からもすごいいいことだなって。

にっちゃん:
ずっと山形にいるかどうか今はわからないけど、せっかく今は山形にいるから、今までの経験を活かして何かしたいなって思ってて、それがイベントなのかおむすびのケータリングなのかはわからないけど、自分がここに来た意味を残して行きたいって思う。

北村:
イベントやって、そこで出店でおむすびBARやったらいいんじゃない?笑
でも何かやることで、コミュニティが大きくなって、地域を離れたとしても戻る理由になるし、俺もいろんなところでフェスをやらせてもらうと、近くまで行ったら顔出したりとかするし、そういう会いに行ける関係性ができてるってのが大事なんだと思う。

俺の場合はそれが災害きっかけなことが多いけど、音楽っていうところで繋がってるってのも素敵なことだと思う。

毎年イベントを続けていくことも大事だとは思うけど、どうしても続けていくと疲弊していっちゃうし、そういう意味ではスポットでやって、そのコミュニティを大事にしていけばいいんじゃないかなって思うから、やっぱり一回やるってのは大事なのかもね。
東北ジャムに限らず、やっていきたいね。

インタビュー:2026年1月10日
引用元:にっちゃん&みきてぃインタビュー(東北ジャム2015 in 女川 ボランティア/前編)
引用元:にっちゃん&みきてぃインタビュー(東北ジャム2015 in 女川 ボランティア/後編)



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