PITPRESS
PITPRESS
ゲストさん

新規登録

ログイン

NEWS

NEW

2025.12.25

【佐藤ルミナ】ルミナのROOTS「なぜ自分がMMAを始めたのか」

  • BLOG

どうも、ご無沙汰してます。1回目の投稿からかなり空いちゃいました。申し訳ありません。

さて、先日のブラフマン結成30周年イベント「尽未来祭2025」。…あ、これももう少し前の話ですね(笑)。このブログを読んでいる方の中にも行かれた方が多いと思いますが、本当に凄いイベントでしたね!

自分は初日に参加したのですが、めちゃくちゃパワーをいただきました^^30年間突っ走り続ける彼らの姿を見て、「自分も負けていられないな」と改めて思った次第です。
そんな流れもあって、今回は 「なぜ自分がMMAを始めたのか」 を改めて書いてみようと思います。


基本的に“いろいろやりたい性格”。そして常にリアルを追求するタイプで、フィクションよりノンフィクションが好き。テレビもドラマより、ドキュメンタリーや報道番組。車もスポーツカーより、災害時にも役立つ四駆。見た目より実用性。
派手な物も好きなんですが、意外と石橋を叩いて渡るところがあって、結局は“長く続くもの”に惹かれるタイプです。

そんな自分は子どもの頃から「人と同じことができない」「協調性がない」とよく言われるタイプでした(笑)。小〜中学生ではサッカー部に入っていたものの、常に個人プレー。自然と「自分はチームスポーツに向いていない」と感じていました。
当時はまだ格闘技に強い興味があったわけではありませんが、「いつか個人競技をやってみたい」という思いはずっとありました。ただ、テレビで見るボクシングや柔道、相撲にはどこか物足りなさを感じていたんです。
ボクシングはクリンチしたら離される。柔道は殴っちゃいけない(笑)。「もっと本当の戦いに近い、全部アリの格闘技ってないのかな?」いつもそんなことを考えていました。

プロレスは一見“何でもアリ”に見えるけれど、実際にはシナリオがある。求めていたリアルとは違う。そんな中で、定かではありませんが、たしか高校2〜3年生の頃に修斗という存在を知ったと思います。それが――タイガーマスクとして一世を風靡した佐山聡先生 が掲げた 修斗(当時はシューティング) でした。
佐山先生の告発本『ケーフィー』で語られていた、「自分がやっていたプロレスは八百長だった。これが本物の総合格闘技だ」という衝撃の言葉。

“リアルな戦い”を求めていた自分には、それは理想そのものに聞こえました。そこから一気に修斗の世界に惹かれ、どっぷりとのめり込んでいきました。
しかも当時は、まだ 「MMA」という言葉すら存在しない時代。海外では No Holds Barred や Free Fight と呼ばれていた頃。もちろん、UFCもPRIDEもありません。
でも10代の自分は、なぜかこう思っていました。
「この競技は絶対に世界で流行る。そして、それを俺が広める!」
根拠のない自信に満ちあふれた少年でした(笑)。

次回は、いよいよ 「実際に道場の門を叩く編」 を書く予定です。当時の時代背景や、初めて修斗道場に足を踏み入れた時の空気感・緊張感などをお届けしますので、お楽しみに!





▶ARCHIVE
Vol.1:ルミナのROOTS「1997」



▶LINKS
X:@ruminasato
Instagram:@ruminasato
ROOTS

前へ  
pagetop