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2025.12.27

「尽未来祭 2025」SPECIAL REPORT ~by TGMX~

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2025年11月22日(土)、23日(日)、24日(月祝)に開催された『BRAHMAN 30th Anniversary「尽未来祭 2025」』
出演者やBRAHMANの盟友たちが綴る、PITPRESSだけのSPECIAL REPORTをお届けします!




BRAHMAN の30周年の”尽未来祭 2025 ”の1日目に
SCAFULL KINGで出演させていただきました。

僕らの出演の模様と僕目線でのレポートを書かせて頂きます。

出会って30年弱、BRAHMANがいなかったら、
現在の音楽シーンはどうなっていたのか。
少なくとも僕、僕のバンドは、今のように存在出来ていなかったかもしれない、とも思う。この年齢で幕張メッセでライブやらせていただく未来は想像もつかなかった。
長年のBRAHMANの揺るがぬ存在とフックアップが僕らには非常にありがたく、長年、敬愛しているバンドです。
BRAHMANが存在したせいで、SCAFULLは早い段階で歩むべく道を限定、決めざるを得なかったけど、逆に、僕らの存在意義を見い出せたのかもしれないとも思っていてBRAHMANのおかげでもある。
ありがとうBRAHMAN!

”尽未来祭”は、多方面からの「ブラフ愛」が、
あの大きな幕張メッセに詰まっていて、
アーティスト、スタッフ、飲食、アパレル、復興支援、媒体関係、
全てがBRAHMAN 一色って感じでした。

初日、会場に一番乗りしたSCAFULL陣は、
朝9時台にいきなりトシロウに会った。
こんな早くから準備しているのか…。
自分達の企画だから、当然と言えば当然だし、
自分達の出番まで、気力体力を温存するのも当然とも思う。
どちらを選んでも良いけど、メンバー全員がとにかく早くからずっとライブ見ていた。実にブラフらしいなって思った。
出番前にたくさんゲスト出演もするし、
トシロウに出番前に「疲れないの?」って聞いたら
「疲れるに決まってんじゃん!」って言ってた。
そりゃあ~そうだ。
これを3日間やるだなんて普通では無理だ。

1発目、僕もゲスト参加させてもらった、
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUSから、
まだ朝に近いのにフロアパンパンで、お客さん絶好調に元気。
今日は全員がブラフ終わりまで疲れきるまで楽しむ気だなって確信しました。

2番手は、我々SCAFULL KING 。
右往左往のステージ、“右往”で立て続けに僕らのライブが始まった。
お客さんも間髪入れずにすぐに右往左往の大移動。
僕も、今度はSCAFULLに参加してくれる LOW IQ O1さんも汗だくで、
2本目の狂宴。
90年代からの友人RUDE BONESのホーン隊(ヒロシ、4040、マサキ)も迎え、自分達のルーツ、ルールの中でやれた。
「NO TIME」での飛び入してくれた Keishi Tanaka ( Riddim Saunter)
は何も約束してなかったので、誰がステージ来たか分からずびっくりした。久々のRiddim Saunter復活ライブ前に、もっともったいぶればいいのに、BASSのハマもフロアでダイブしてるし(笑)
そういうとこが 彼らのルーツ感なのかとも感じました。
時間的には前後してしまいますが、
ブラフ直前の重要な枠でもRiddim Saunter復活ステージを堂々とやってのけ、みんなの弟分って感じではなく、
それぞれが過ごしてきた14年分の重みを感じるショウでした。
若手だったリディムも、良いオジサンになってきたのか(笑)

僕は、SCAFULLライブ後、一旦すぐに楽屋に戻って着替え、
まだお疲れビールは呑めず、BACK DROP BOMBにゲスト参加する準備。
大きい会場なので流石に楽屋が遠く、何往復もして歩き疲れた(笑)
「Who’s got」で、モンスター級のフロントマンアーティストに混ざってのマイクリレーに参加。唄う部分がすごく短いので、失敗したらずっと取り返せないって緊張が半端なかった。サッカーでのPKみたいな感覚。

3バンドに出演後、どっと押し寄せた疲労感、達成感。
15時も過ぎ、お腹も減った。
楽屋アーティストエリアで美味しいケータリングを頂きつつ、
なかなか会うことの出来ない久々の友人や
全国からのゲストの皆さんとご挨拶やら乾杯やらたくさん話した。
まだまだ話したい方たくさんいたけど…。
10年前の尽未来祭では、1日目にしてお酒が全部無くなったと噂で聞いた通り、今回もそんな予感。
BRAHMANの知り合いの皆様だ、いろいろな意味で強面が(笑)

僕はいつの間にか、徐々に全身を痙攣してしまい、
フロアにもしばらく行けず、
大型モニターでたくさんのバンド、ラッパーを見つつ楽しんだ。
本当なら会場外にも出て飲食エリアや、
いろいろなブースにもお邪悪したかったのですが、
これは無理だなと。喉も枯れてくるし..。

EGO-WAPPIN’ は、2000年のイベント共演以来、本当に久々。
大きな会場に響き渡るよっちゃんの声は変わらず良くて、
ラウドロックの中に入っても存在感は充分。
「Speculation」のカバー良かったし、
ブラフのステージでの共演「WE ARE HERE」は好きな曲なので上がりました。

SECRETの枠の ”ヌンチャク”。
変わらずカッコ良く、圧倒的でした。
1998年赤坂ブリッツでの解散ライブにSCAFULLも出て、
メンバー全員に会うのはそれ以来だったので興奮した。

BRAHMANのライブは、言わずもがなすごかった。
メンバーの疲れなんて全く感じない。
僕ら50代の希望のバンド。
30年間の渋さもナイ。いまだにギラギラしてて危ないバンド。
セトリは昔の曲多めでお客さんも期待通りだったのか、
初日から大盛り上がり。
袖で見ている僕らみんな、どよめいていました。
好きなブラフの曲はたくさんあるけど、
「時の鐘」「A WHITE DEEP MORNING」とか、
個人的にはあの場所で聴きたったー。
翌日も見に行きたいと目論んでいたのですが、
疲れすぎて全く動けず…。
彼らはあと二日、動きまくってたのか…。
30年間、動き続けていないと出来ない事なのだろう。

1日通してのスケール感、熱量がすごく、
素晴しぎるイベントでした。
2025年11月22日という日を、
もしBRAHMANがいなかったら…。
あんなに稀有な日を過ごせなかっただろう。

僕はライブのMCで、「次の開催は2035年」
なんて冗談半分言いましたが、10年は日々日々の積み重ね。
それを重ねたさらに10年後のBRAHMANもどうなっていくのか
見てみたいし、可能なら僕らも一緒にやり続けたい、
”尽未来祭 2035” にも誘って欲しい、
また出演したいって思いました。
それまで僕らはBRAHMANの背中がギリ見えるか、
くらいに、頑張っていきたいと思っています。
僕の中で目標ができました。

3日間、BRAHMAN メンバーはもちろんのこと、
スタッフ、関係者の皆様、
お疲れ様でした!ありがとうございました!
改めて30周年おめでとうございます!

















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