【プレイガイド最速先行】リッカルド・ムーティ指揮 オペラ「ドン・ジョヴァンニ」全2幕
2025.10.06更新
- SPECIAL TICKETS
2025.10.06更新

天上の音楽に乗せて繰り広げられる稀代のプレイボーイをめぐる愛と死の物語
『ドン・ジョヴァンニ』は稀代のプレイボーイであるドン・ファンの伝説に基づいて創作されたオペラです。『フィガロの結婚』『コジ・ファン・トゥッテ』とならんでダ・ポンテ3部作と呼ばれていますが、『ドン・ジョヴァンニ』はその中でも特に人気が高く、“最高傑作”と称されることもあるほどです。
華やかで甘いセレナーデから愛と苦悩に満ちたドラマティックなアリアまで、魅力的な音楽に彩られたこの名作を現代オペラ界最大の巨匠リッカルド・ムーティは“ダ・ポンテ3部作はイタリア・オペラである”と語っています。
ムーティにとって、モーツァルトはヴェルディとともに心から愛し尊敬する作曲家。今回の上演にあたっても“イタリア・オペラの響き”にこだわって歌手・スタッフを厳選し、チームを組んでいます。
ムーティはこれまで日本において、『コジ・ファン・トゥッテ』、『フィガロの結婚』を披露していますが、今回はじめて『ドン・ジョヴァンニ』を取り上げます。ムーティは80歳をこえてなお精力的に活躍していますが、近年は舞台付きのオペラの指揮を厳選し、本拠地のヨーロッパでもオーケストラピットに入ることは稀になりました。そのため、この『ドン・ジョヴァンニ』が日本におけるムーティ指揮の貴重な舞台付きオペラ公演となることは、間違いありません。本プロダクションは、トリノ王立歌劇場とパレルモ・マッシモ劇場の共同制作。ムーティが長年、深い愛情を持って指揮してきた東京春祭オーケストラ、ならびに何度も共演を重ね、厚い信頼関係で結ばれている東京オペラシンガーズという日本を代表する合唱団とともに、歌手に厳しいことで有名なマエストロが厳選したいま最注目の歌手陣をむかえ、モーツァルトの傑作に新たな息吹を吹き込みます。
本公演は日本におけるオペラの聖地ともいうべき東京文化会館の長期休館前最後となるオペラ公演であり、日本のオペラ上演史上においても一つの集大成というべき記念碑的なものになるに間違いありません。
◆あらすじ
稀代の色男として名を馳せているドン・ジョヴァンニ。ある晩貴族の令嬢ドンナ・アンナを誘惑するために屋敷へ忍び込んだところをアンナの父である騎士長に見つかり、決闘のすえに騎士長は殺されてしまう。アンナは婚約者ドン・オッターヴィオに復讐をせまる。
屋敷から逃げ出したドン・ジョヴァンニが道すがら出会った美女は、かつての恋人ドンナ・エルヴィーラであった。彼女を従者レポレッロに押し付けてドン・ジョヴァンニは逃走、その途中で村娘ツェルリーナと農夫マゼットの結婚式に遭遇し、ツェルリーナを誘惑するがそこへエルヴィーラやアンナたちが乗り込んでくる。
彼女たちの追及から逃げおおせたドン・ジョヴァンニとレポレッロが墓地で落ち合うと、そこに建てられた騎士長の石像が警告を発するが彼は一向に気にとめず騎士長を晩餐に招待する。ドン・ジョヴァンニの晩餐に騎士長の石像が現れ改心を求めるが……
◆公演日程
4月26日(日) 14:00開演[開場 13:00]
4月29日(水・祝) 14:00開演[開場 13:00]
5月1日(金) 14:00開演[開場 13:00]
会場:東京文化会館 大ホール
上演時間:約3時間35分(休憩1回含む)
◆予定されている出演者
ルカ・ミケレッティ(ドン・ジョヴァンニ)
マリア・グラツィア・スキアーヴォ(ドンナ・アンナ)
マリアンジェラ・シチリア(ドンナ・エルヴィーラ)
ジョヴァンニ・サラ(ドン・オッターヴィオ)
アレッサンドロ・ルオンゴ(レポレッロ)
フランチェスカ・ディ・サウロ(ツェルリーナ)
レオン・コーシャヴィッチ(マゼット)
ヴィットリオ・デ・カンポ(騎士長)
管弦楽:東京春祭オーケストラ
合唱:東京オペラシンガーズ
※表記の出演者は2025年9月17日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。その場合、指揮者、主役の歌手であっても、代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。
出演者変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種の変更はお受けできません。最終出演者は当日発表となります。
◆poco会員限定プレイガイド最速先行
【S席19列目以内限定】
対象席種:S席 59,000円
【全席種対象】
対象席種:S席 59,000円
A席 46,000円
B席 36,000円
C席 28,000円
D席 21,000円
E席 15,000円
※チケット代金に加え、各種手数料が別途発生いたします。手数料の詳細につきましては、申込みページにてご確認ください。