ジブリを、聴く。

日本が世界に誇るジブリ。その物語を目ではなく、耳と記憶でたどる。

オーケストラのために書かれたジブリ音楽を、ギター・ヴァイオリン・チェロという最小編成で描きなおす。
それぞれ約20分の組曲として再構成。単なるメドレーではなく、物語全体の構造を読み解き、音楽として再構築することで「聴くジブリ」の本質に迫る試みとなる。

繊細な声部設計と、空間を活かした響き。
そして三人の奏者による高度な集中と、限界まで引き出された超絶技巧。
それは見せるための技術ではなく、描ききるための必然として用いられる。

音楽としてのジブリ、その核心へ。

◆公演日程

Ｂプログラム《盛岡公演》
2025年11月19日(水) 15:00開演
盛岡市民文化ホール 小ホール

Ａプログラム《盛岡公演》
2025年11月19日(水) 19:00開演
盛岡市民文化ホール 小ホール

◆出演

五十嵐紅トリオ（五十嵐紅・倉冨亮太・広田勇樹）

◆Ａプログラム

久石譲：組曲「となりのトトロ」
久石譲：組曲「風の谷のナウシカ」
久石譲：組曲「千と千尋の神隠し」

◆Ｂプログラム

久石譲：組曲「天空の城ラピュタ」
久石譲：組曲「魔女の宅急便」
久石譲：組曲「もののけ姫」

※都合により曲目が変更となる場合がございます

ギターと静寂

遠鳴りするギター。
暗闇に目が慣れるように、静けさの中で旋律を捉える。

余白を聴く。 1時間の演奏会。

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音量の向上を目指し進化してきたクラシック楽器。ギターの小さな音はしばしば不利な点とされます。
しかし僕はそんな繊細さにこそ美しさを感じます。

ギターの多彩な音色が空間に溶けていく瞬間。その儚い響きから生まれる想像。
どうか耳を傾けて、音楽のひとときを過ごしていただけたら幸いです。

五十嵐 紅

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◆公演日程

《水戸公演》
2025年11月7日(金) 15:00開演
水戸市民会館 ユードムホール

◆出演

五十嵐紅

◆プログラム

パッヘルベル：カノンの旋律（五十嵐紅･･カノン練習曲より）
J.S.バッハ：主よ、人の望みの喜びよ
ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ
マイヤーズ：カヴァティーナ
ヘンデル：私を泣かせてください
タレガ：アルハンブラの思い出
讃美歌：アメイジング・グレイス
コーエン：ハレルヤ
マンシーニ：ムーン・リバー
いずみたく：見上げてごらん夜の星を
宮沢賢治：星めぐりの歌（即興演奏）

※都合により曲目が変更となる場合がございます

バロックという時代をめぐる小さな旅

バッハの讃美歌や器楽曲を編曲し、ヘンデル、クープラン、チマローザ、ヴァイスの音楽を並べてひとつの風景を描き出す。

昼公演は442ヘルツ、夜公演は392ヘルツの調弦にて演奏。
同じプログラムでありながら、調弦の違いが音に異なる重さや温度を与え、一つの楽曲が二つの姿を持ち始める。

70席だけの親密な空間で、その変化を体感する。

◆公演日程

2025年11月28日(金) 15:00開演／19:00開演
松明堂音楽ホール

◆出演

五十嵐紅

◆プログラム

J.S.バッハ：目覚めよと呼ぶ声あり
J.S.バッハ：G線上のアリア
J.S.バッハ：アンダンテ BWV
J.Sバッハ：ラルゴ BWV
J.S.バッハ：プレリュード BWV998
チマローザ：ソナタ
ヴァイス：シャコンヌ
他

※都合により曲目が変更となる場合がございます

クラシック音楽＝西洋音楽を学び歩んできた演奏家としての道がある。
一方で、多くの作曲家が故郷の旋律を作品に織り込んできたように、日本人として自国の音楽を大切にしたい。

◆公演日程

2025年11月29日(土) 19:00開演
かなっくホール 横浜市神奈川区民文化センター

◆出演

五十嵐紅

◆プログラム

山田耕筰：この道
武満徹：小さな空
滝廉太郎：荒城の月
山田耕筰：赤とんぼ
岡野貞一：ふるさと
宮沢賢治：星めぐりの歌
他

※都合により曲目が変更となる場合がございます