東京オペラシティ　リサイタルシリーズ　B→C

日本人の父とウクライナ人の母のもとに日本で生まれ、父の他界後、キーウへ移住。キーウ国立音楽院在学中の2022年、戦禍を逃れ再来日し、東京音大へ転入。そして日本管打楽器コンクールで優勝。平和を願い、祈りをテーマにしたB→Cでは、希少なウクライナの現代作品もお聴きいただきます。

■出演
五十嵐健太（サクソフォン）
エミィ・トドロキ・シュワルツ（ピアノ）

■曲目
J.S.バッハ：協奏曲 イ短調 BWV1041（原曲：ヴァイオリン協奏曲）［ソプラノ・サクソフォン］
ドゥメルスマン：創作主題によるファンタジー［アルト・サクソフォン］
サン=サーンス：ソナタ 変ホ長調 op.167（原曲：クラリネット・ソナタ）［アルト・サクソフォン］
デザンクロ：プレリュード、カデンツァとフィナーレ（1956）［アルト・サクソフォン］
ミシャ：《ロードブック1》から「ココロ」（2013）［ソプラノ・サクソフォン］
ヴィノグラドワ：マフカ（2025、五十嵐健太委嘱作品、世界初演）［アルト・サクソフォン］
ザンテ：日本の歌によるファンタジー（2015）［アルト・サクソフォン］
久留智之：極東のドゥムカ（2024）［アルト・サクソフォン］
スコリク：メロディ（1981）［アルト・サクソフォン］

▼東京オペラシティ リサイタルシリーズ B→Cについて
1998年に始まって以来、大好評の名物シリーズ「B→C（ビートゥーシー）：バッハからコンテンポラリーヘ」。
バッハの作品と現代作品を軸とし、演奏家が自由にプログラムを組むことによって、さまざまな「B→C」を多くの方々にお聴きいただいております。
毎年選りすぐりの10人が登場。強烈な個性とバラエティに富んだ楽器の魅力をお楽しみください。