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武満徹をよく知る方には新たな発見を、まだその音楽に触れたことのない方には出会いの入口を。〜まだ知らない、武満徹。〜

2026.09.14

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武満徹

2026年は、日本を代表する作曲家・武満徹の没後30年にあたります。

「ASOBIBA TAKEMITSU」は、2003年より開催している「NHK音楽祭」の関連企画として、この節目の年に新たに立ち上げたステージイベントです。

本公演は、いわゆるクラシックコンサートではありません。「武満の音楽で、遊ぶ。」というコンセプトのもと、ジャンルを超えて活躍する現代の表現者たちが武満徹の音楽と向き合い、それぞれの感性を通じて、いまの時代における新たな武満徹像を描き出すことを目指しています。

武満徹は、世界に名を刻んだ日本を代表する作曲家です。オーケストラ作品だけでなく、歌曲や映画音楽など幅広い分野で多彩な作品を残し、そのなかには美しく親しみやすい旋律を持つ作品も数多くあります。本公演では、こうした武満徹の多面的な魅力に光を当てます。

公演全体の軸となるのは、朗読とオーケストラによる《系図(Family Tree)》。全6編からなる作品の合間に、歌曲、合唱曲、映画音楽などを織り交ぜ、約90分の一つの物語として構成します。音楽、歌、朗読、演出、舞台美術が交差するステージを通して、武満徹の音楽を空間全体で体験できる公演を目指します。

また、没後30年を記念するだけではなく、出演者一人ひとりがなぜ武満徹に向き合い、どのような形でその音楽を受け取り直すのかという点も、本企画の大きな特徴です。
「いまの表現者たちは武満徹をどう受け取るのか」「武満徹を知らない人に向けた現代的な入口をどうつくるのか」「それぞれの表現者にとっての武満徹とは何か」。こうした問いを通して、武満徹をよく知る方には新たな発見を、まだその音楽に触れたことのない方には出会いの入口を届けます。

《武満徹 プロフィール》
1930年、東京生まれ。幼少期を満洲の大連で過ごす。ほぼ独学で作曲を学び、1957年、《弦楽のためのレクイエム》がストラヴィンスキーに絶賛されたことで世界的に注目を集める。コンサート作品にとどまらず、100本を超える映画音楽、舞台音楽、歌曲など、ジャンルを横断して多彩な作品を発表。作品は今なお世界各地で演奏され、世界中の人々を魅了し続けている。1996年、65歳で逝去。


 注目ポイント💡


1. 幅広い作品から出会う、「まだ知らない、武満徹。」

武満徹は、オーケストラ作品だけでなく、歌曲や映画音楽など幅広い分野で、美しく親しみやすい旋律を持つ作品を数多く残しています。本公演では、メロディメーカーとしての一面をはじめ、武満徹の多面的な魅力に光を当てます。武満作品をよく知る方にも、初めて触れる方にも、これまでとは異なる角度からその魅力に出会っていただけるプログラムです。


2. 《系図(Family Tree)》を軸に紡ぐ、約90分の物語

公演全体の軸となるのは、詩人・谷川俊太郎による全6編の詩と、朗読、オーケストラのために書かれた《系図(Family Tree)》です。6編の合間に歌曲、合唱曲、映画音楽などを織り交ぜ、それぞれの作品を単独で演奏するのではなく、約90分の一つの物語として構成します。進行と朗読は、俳優の坂口涼太郎が務めます。

主な曲目:「小さな空」「死んだ男の残したものは」「めぐり逢い」「翼」「波の盆」ほか


3. ジャンルを越えた表現者たちが、武満作品と出会う

俳優・歌手の生田絵梨花、ギタリストのIchika Nito、くるりの岸田繁、ROTH BART BARONの三船雅也、コーラスグループのThe Voices of Japanなど、異なるフィールドで活動する表現者たちが集結します。さらに、クラシカルDJ・作曲家・指揮者として活動し、本公演の音楽監督を務める水野蒼生も出演します。
原曲の魅力を大切にしながら、それぞれの音楽性や表現を通して武満作品と向き合うことで、作品に新たな響きや表情が生まれます。出演者たちが「武満徹をどう受け取るのか」も、本公演ならではの見どころです。


4. 音楽、歌、朗読、演出、舞台美術が交差するステージ

本公演は、オーケストラの演奏だけで完結するコンサートではありません。音楽監督・水野蒼生と演出・小栗了のもと、音楽、歌、朗読、演出、舞台美術を組み合わせ、一つのステージ作品として武満徹の世界を立ち上げます。
客席から音楽を聴くだけではなく、NHKホールの空間全体を通して、武満徹の音楽の中に入り込むような体験を目指します。

■チケット情報
https://w.pia.jp/t/asobibatakemitsu/



武満徹 出演者写真



◆◆音楽監督・水野蒼生コメント◆◆

武満徹というと、クラシック音楽界における世界的な前衛作曲家として語られることが多いですが、時代を超えあらゆる世代の心に響く普遍的で甘美な旋律を数多く残した稀代のメロディメーカーでもあります。
本公演では、氏の晩年の傑作「系図 ~Family Tree~」を6編に分け、その合間に歌曲や合唱曲、映画音楽などを織り交ぜながら、一つの物語として構成します。
さまざまなジャンルで生み出された名作を、現代の表現者たちによる演奏でひもとき、今のポップカルチャーの中でも鮮やかに響く武満作品の時代やジャンルを超えた普遍的な美しさ、そして音楽の力をお届けします。本公演が、新たな視点から武満徹の音楽と出会う機会になれば幸いです。



《出演者紹介》

生田絵梨花 俳優・歌手

歌とピアノで日常に寄り添う音楽を紡ぐソロアーティスト。ミュージカルやドラマ、映画など幅広く活躍し、2023年にはディズニー100周年記念作『ウィッシュ』日本版で主人公アーシャ役を務めた。2024年に1st EP「capriccioso」でソロデビュー。2025年に2nd EP「bitter candy」をリリースし全国ツアーを開催。2026年4月には1stアルバム「I.K.T」をリリース。

Ichika Nito ギタリスト

ジャンルを越えた多様な音楽から影響を受け、独自奏法と哀愁を帯びた音色で世界中に熱狂的なファンを持つ。コンポーザー、アレンジャーとしても国際的に活動し、グラミー受賞アーティスト Machine Gun Kelly の楽曲「more than life」を共同作編曲。大谷翔平選手出演「セイコー プロスペックス」CMへの楽曲提供や、ゲーム「原神」とのコラボレーションなど、多様なカルチャーを横断する存在として注目を集める。

岸田繁(くるり)

1976年4月京都生まれ。音楽家。ロック・バンドくるりのフロントマンを務める傍ら、作編曲家として管弦楽曲や映像のための音楽を数多く手掛ける。代表作に『ばらの花(2001)』『交響曲第一番(2013)』『リラックマと遊園地(2021)』などがある。

The Voices of Japan コーラスグループ

日本ゴスペル音楽の第一人者・亀渕友香を中心に1993年に結成され、現在50名以上が所属。ゴスペルをルーツに、独自のコーラスアレンジと豊かな表現力を生かし、コンサート、ライブ、イベント、テレビ、芸術鑑賞会など幅広く活動。人間の声が持つ力とハーモニーを通して、ジャンルを超えた音楽の魅力を届けている。

音楽監督
水野蒼生 クラシカル DJ 作曲家・指揮者

2018年に音楽レーベル「ドイツ・グラモフォン」から史上初のクラシック音楽専門DJとしてデビュー。それ以降、クラシック音楽の再定義を試みる作品を多数発表。オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学の指揮専攻第一ディプロム(学部相当)を首席で卒業。2026年春より京都芸術大学音楽コース講師に就任。

三船雅也(ROTH BART BARON)

シンガーソングライター。2009年よりフォーク・ロック・バンド、ROTH BART BARONを率いて活動。繊細かつダイナミックなメロディ、人間の内面を描く詩世界、大自然を思わせるスケール感が特徴で、「FUJI ROCK FESTIVAL」をはじめ数多くの音楽フェスに出演。最新アルバムは『LOST AND FOUND』(2025)。2026年秋より全国ツアー「TOUR 26-27 “GISHIKI”」を開催。

進行・朗読
坂口涼太郎 俳優

1990年兵庫県生まれ。森山未來演出の舞台「戦争わんだー」でデビュー。NHK朝の連続テレビ小説「風、薫る」「らんまん」、大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」、映画「ちはやふる」シリーズ、ミュージカル「RENT」など話題作に出演。NHK「あさイチ」では唯一無二のキャラクターで暴れ回るほか、振付師やダンサー、シンガーソングライターなど幅広く活躍。昨年には初エッセイ「今日も、ちゃ舞台の上でおどる」を上梓。


【公演スケジュール】

NHK音楽祭関連企画  武満徹没後30年「ASOBIBA TAKEMITSU」~まだ知らない、武満徹。~
10月26日(月) 18:00開場/19:30開演 NHKホール

■チケット情報
https://w.pia.jp/t/asobibatakemitsu/

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