全国共同制作オペラ『イル・トロヴァトーレ』が上演決定

2026.05.11

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全国共同制作オペラ『イル・トロヴァトーレ』

2026年度の全国共同制作オペラ『イル・トロヴァトーレ』が、金沢・大阪・東京・新潟の4カ所で上演される。

全国共同制作オペラは、全国の劇場・音楽堂や芸術団体が連携し、単館では実現しえない独創的かつ高水準のオペラを新演出で制作するプロジェクト。2009年度にスタートし、野田秀樹演出の『フィガロの結婚~庭師は見た!~』、岡田利規演出の『夕鶴』、野村萬斎演出の『こうもり』、森山開次演出の『ラ・ボエーム』、杉原邦生演出の『愛の妙薬』など、意欲的な作品を重ねてきた。

『イル・トロヴァトーレ』の舞台はスペイン。同じ女性を愛するルーナ伯爵と吟遊詩人マンリーコが互いの真実を知らぬまま宿命的に対立し、その間でマンリーコを愛する貴婦人レオノーラが激しく揺れ動く。さらに背後には、かつて母を火刑に処された過去の悲劇を背負い、ルーナ家への深い恨みを胸に秘めてきたジプシーの女アズチェーナの存在が横たわる。愛と復讐、そして血の秘密が絡み合いながら、物語は衝撃の結末へと突き進む。

作曲はジュゼッペ・ヴェルディ、台本はサルヴァトーレ・カンマラーノ。全4幕の構成で、第1幕「決闘」から第4幕「処刑」まで、緊迫した人間ドラマが展開される。

高岸未朝が演出を手がけ、石川・新潟・大阪公演を経験豊富な飯坂純が、東京公演を若手世代を代表する実力派指揮者の熊倉優が指揮を担う。

歌手陣については、全公演を通じてマンリーコ役を笛田博昭が務める。レオノーラ役は石川・新潟が佐藤康子、大阪・東京が木下美穂子。アズチェーナ役は石川・新潟が清水華澄、大阪・東京が谷口睦美。ルーナ伯爵役は石川・新潟が青山貴、大阪・東京が大西宇宙。フェランド役は石川・新潟が三戸大久、大阪・東京が田中大揮。イネス役の梨谷桃子とルイス役の中井亮一は全公演に出演する。

各会場のオーケストラは、石川がオーケストラ・アンサンブル金沢、大阪が大阪フィルハーモニー交響楽団、東京がザ・オペラ・バンド、新潟が新潟セントラルフィルハーモニー管弦楽団。

合唱はそれぞれの地域の合唱団が担い、石川は金沢オペラ合唱団、大阪は枚方シティオペラ合唱団、東京はザ・オペラ・クワイア、新潟は新潟県民オペラ合唱団が出演する。

2026年度 全国共同制作オペラ
ヴェルディ/歌劇『イル・トロヴァトーレ』

全4幕/イタリア語上演/日本語・英語字幕付き/新制作

10月18日(日) 金沢歌劇座
11月8日(日) 枚方市総合文化芸術センター
11月21日(土) 東京芸術劇場コンサートホール
11月29日(日) 新潟県民会館

https://www.geigeki.jp/special/trovatore/

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