【坂入健司郎コラム】開幕!東京・春・音楽祭

2026.03.27

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東京・春・音楽祭2026PICKUP2

こんにちは。指揮者の坂入健司郎です。

外を歩くと少しスギ花粉が落ち着いて、三分咲きくらいになった桜も多くなってきました。花冷えが続いた今週ですが、本格的な春が訪れるのもあと少し。週末はお花見ができそうですね!

今日は、日本でも有数のお花見スポット、上野恩賜公園周辺で開催される東京・春・音楽祭をご紹介します!

●圧倒的名演!N響×ヤノフスキの集大成《グレの歌》

東京・春・音楽祭が開幕しました。

開幕から注目公演が目白押しで、すでにたくさんの名演が繰り広げられています。

今回、大規模改修に伴う長期休館が予定されている東京文化会館では休館前最後の開催となるため、東京文化会館の一旦の見納めに足を運んでみてはいかがでしょうか。

3月25日には、名物になったヤノフスキ指揮×NHK交響楽団によってシェーンベルクの超大作『グレの歌』が演奏されました。たくさんのワーグナーのオペラ上演で数多の名演奏を重ねてきたコンビでしたが、今年で87歳になるヤノフスキは本公演をもって東京・春・音楽祭での最後の出演となりました。

私も会場へ足を運び、圧倒的な名演を体験してまいりました。ヴァルデマル王のデイヴィッド・バット・フィリップ(テノール)、トーヴェのカミラ・ニールンド(ソプラノ)、山鳩のオッカ・フォン・デア・ダメラウ(メゾ・ソプラノ)、農夫のミヒャエル・クプファー=ラデツキー(バリトン)、道化師クラウスのトーマス・エベンシュタイン(テノール)という世界最高級の歌手陣に加え、NHK交響楽団の精緻極まる演奏、矍鑠とした棒捌きで描き出すヤノフスキの指揮ぶり…これ以上ない「有終の美」でありました。

●まだまだ続く!東京春祭の注目公演

東京・春・音楽祭の注目公演はまだまだ続きます。東京春祭 ワーグナー・シリーズは、ソディ指揮×NHK交響楽団で『さまよえるオランダ人』を披露。ヤノフスキの功績を引き継ぐワーグナー・シリーズに注目が集まります。

東京春祭プッチーニ・シリーズでは、モランディ指揮×読売日本交響楽団のコンビで『マノン・レスコー』を上演。絢爛豪華なプッチーニの音楽を存分に楽しめることでしょう!

東京春祭オーケストラとルドルフ・ブッフビンダーのピアノ弾き振りによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会も大注目です。

東京文化会館の小ホールでは、今週末にトレヴァー・ピノック指揮×紀尾井ホール室内管弦楽団の名コンビによるJ.Sバッハ作品特集を披露する演奏会もとってもおすすめです!

音楽祭は4月19日まで。ぜひ足を運んでみてください!

今日は、東京・春・音楽祭についてご紹介しました。

クラシック音楽についての素朴な疑問や気になることは、日々、皆様からのご質問を受け付けております。

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坂入健司郎Xアカウント: https://x.com/siegfried512

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