こんにちは!指揮者の坂入健司郎です。
今週は、2025/26シーズンをもって演奏活動に幕を降ろす予定のハーゲン・クァルテットを三夜連続で聴いてきました。とりわけシューベルト最晩年の弦楽四重奏曲である、第14番「死と乙女」と第15番を彼らの演奏で聴けたことは一生の財産になりそうです。
みなさまも「音楽の秋」を満喫されてますでしょうか?今日は最近の音楽ニュースを取り上げたいと思います!
● マリア・ジョアン・ピリスが引退
世界を代表するピアニストの一人であるマリア・ジョアン・ピリスが、2025年11月上旬にリスボンで行われた「エレナ・ヴァス・ダ・シルバ・ヨーロッパ賞」の受賞スピーチで引退を表明しました。ピリスは、2018年にもコンサート活動からの引退を表明していたものの、徐々に活動を再開。世界中のファンを大いに喜ばせてくれました。今回の引退表明は、軽度の脳梗塞を発症したことが理由の一つと考えられており、もしかすると今回は本当の引退、となってしまうかもしれません。
私は、昨年の11月にマティアス・ゲルネとの共演でシューベルトの『冬の旅』を聴き、ピリスならではの繊細な表現が健在であることに、いたく感動したばかりでしたから、残念でなりません。
●サントリーホール40周年記念事業が発表!
日本、いや世界を代表するコンサート専用ホールであるサントリーホールが来年、開館40周年を迎えます。11月12日、40周年を寿ぐ2026年度の記念事業が発表になりました!
リッカルド・ムーティとウィーン・フィル、そしてソリストは内田光子(!!)、サー・サイモン・ラトルとバイエルン放送響(!!!)、ティーレマンとベルリン国立歌劇場管弦楽団(!!!)、クルレンツィスとユートピア管弦楽団(!!!!)、ドゥダメルとシモン・ボリバル交響楽団(!!!!!!)と、眩暈がするくらいの豪華ラインナップ!是非、下記リンクよりチェックしてみて下さい!
https://www.suntory.co.jp/news/article/sh0472.html
●ショパン国際ピアノコンクール覇者、エリック・ルーが早速来日。N響との共演!
先月、大いに盛り上がった第19回ショパン国際ピアノコンクール。見事優勝したエリック・ルーが、12月12日(金)、13日(土)におこなわれるN響定期公演に登場し、ショパン《ピアノ協奏曲第2番》を披露することが決定しました。指揮は、N響首席指揮者のファビオ・ルイージ。豪華共演が楽しみです!
https://www.nhkso.or.jp/news/20251021.html
今日は、最近の音楽ニュースについてご紹介しました。
クラシック音楽についての素朴な疑問や気になることは、日々、皆様からのご質問を受け付けております。
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坂入健司郎Xアカウント: https://x.com/siegfried512

