【坂入健司郎 コラム】皆様から寄せられた質問にお答えします!

2023.03.24

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質問

こんにちは!指揮者の坂入健司郎です。

今日は恒例のコラム、皆様から寄せられた質問にお答えします!


●最近気になるアーティストは?



昨年、若干27歳のマエストロ、クラウス・マケラがパリ管弦楽団を率いて日本公演を大成功させたことが話題になりましたが、ヨーロッパではさらに若い指揮者が活躍中です。
とりわけ、活躍著しい指揮者が現在22歳のタルモ・ペルトコスキ。
彼は2000年に生まれたフィンランドに生まれたフィンランドとフィリピンのハーフ。
瞬く間に世界各地のオーケストラで大評判となり、現在はドイツ・カンマー・フィルとロッテルダム・フィルの首席客演指揮者、ラトヴィア国立交響楽団とトゥールーズ国立管弦楽団の首席指揮者を務めることとなった天才です。
私は、フランクフルトのオーケストラを指揮した映像をYouTubeで観て、度肝を抜かれました。
ぜひ注目していただきたい若手指揮者です。
そして、来日することもそう遠くない未来に実現することでしょう!


●演奏する曲は選び方・誰が選んでるの?



これは状況に応じて様々です。
公演主催者が演奏したい曲を決めてから演奏家に出演依頼する時もあれば、演奏家の出演が決まってからその演奏家に演奏する曲を決めてもらうパターンもあります。
「演奏する曲は、その演奏家が決めるべき!」と思われがちですが、意外にも公演主催者が決めた演奏曲の方が演奏家の本領が発揮されることもあるもの。
想像を超える一期一会の演奏…いわゆる「化学反応」を楽しむことも演奏会の楽しみのひとつです。


今日は、皆様から寄せられた質問にお答えしました。
これに限らず、クラシックの演奏会についての素朴な疑問や気になることは、日々、皆様からのご質問を受け付けております。
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