こんにちは。指揮者の坂入健司郎です。
夏休みもいよいよ終わり。暑ささえ過ぎてくれれば、、いよいよ芸術の秋の到来です!
今回は、9月に控えた名門・バイエルン国立管弦楽団の来日公演をご紹介します。
● バイエルン国立管弦楽団、8年ぶりの待望の来日!
バイエルン国立歌劇場…ドイツ後期ロマン派を代表する作曲家、リヒャルト・シュトラウスやハンス・クナッパーツブッシュが音楽監督を務めた500年を越える伝統を持つ歌劇場で、日本でもお馴染みの巨匠、ヴォルフガング・サヴァリッシュも長年音楽監督を務め、カルロス・クライバーやジュゼッペ・パターネなど「伝説のマエストロ」たちも足繁く客演をしたドイツを代表する歌劇場です。この歌劇場のピットに入るオーケストラ、バイエルン国立管弦楽団が8年ぶりに来日します。
指揮を務めるのは、現在音楽総監督の任にあるウラディーミル・ユロフスキ。これまでロンドン・フィル、グラインドボーン音楽祭の音楽監督などを歴任し、ベルリン放送交響楽団の首席指揮者を務める、まさにシンフォニーとオペラの両輪を見事に描き分けているマエストロです!
●スターピアニスト!ブルース・リウと共に届けるバイエルンゆかりの名曲たち
今回の来日公演では、2021年のショパン国際ピアノ・コンクールで優勝したブルース・リウがモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を披露します。また、この歌劇場で音楽監督を務めたリヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」や「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」といったゆかりの名曲、大作ブルックナー交響曲第4番を(最新のコーストヴェット改訂版で!)取り上げます。珠玉の名曲たちを伝統のオーケストラで堪能できる贅沢なひととき。ぜひ会場で聴いてみてはいかがでしょうか!
今日は、バイエルン国立管弦楽団の来日公演についてご紹介しました。
クラシック音楽についての素朴な疑問や気になることは、日々、皆様からのご質問を受け付けております。
ハッシュタグ「#マエストロケンシロウに聞く」をつけてXでお気軽に呟いてみてください!
坂入健司郎Xアカウント: https://x.com/siegfried512
※TOP:©Geoffroy Schied