こんにちは。指揮者の坂入健司郎です。
今日は、今年生誕100周年を迎える芥川也寸志先生についてご紹介したいと思います!
●戦後日本の音楽界を牽引した芥川也寸志の功績
今年は、作曲家であり指揮者としても活躍された芥川也寸志先生の生誕100周年にあたります。文豪・芥川龍之介氏を父に持ち、1947年に東京音楽学校を首席で卒業。《交響管絃楽のための前奏曲》や《エローラ交響曲》などの管弦楽曲の傑作を残す一方、多数のテレビ番組に出演するほか、映画『八甲田山』やNHKドラマ『赤穂浪士』、『武蔵坊弁慶』などの多くのテレビ・ラジオ番組のテーマ曲を生み出した、戦後日本の音楽界を牽引した作曲家です。
芥川氏は、「音楽はみんなのもの」と生前語っていた通り、音楽を社会に根付かせることに心血を注ぎました。1956年にはアマチュア・オーケストラの新交響楽団を結成。「代償を求めず、ただひたすら音楽を愛し、それに没入していく心、それがアマチュアの中身であり、魂」との言葉を残しているように、終生情熱を注いでオーケストラを育ていきました。芥川氏の尽力により、新交響楽団は日本を代表するオーケストラとなり、日本のアマチュア・オーケストラのコミュニティは世界を代表する大きな環になっていったのです。
●4月19日 サントリーホールにて芥川也寸志生誕100周年記念演奏会を開催!
チケットはこちらから!
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2446883
今日は、今年生誕100周年を迎える芥川也寸志先生についてご紹介しました。
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