こんにちは!指揮者の坂入健司郎です。
この二週間でぐっと気温も冷えてきました。寒さが厳しくなってきましたので、どうぞみなさまご自愛くださいませ。
さぁ本日は、いよいよクリスマスも近づく12月に来日するオススメ公演をご紹介します。
● フィルハーモニクス ウィーン=ベルリン
世界最高のオーケストラは?という質問に、皆さんはきっと、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を挙げる方がほとんどでしょう。その二つの名門オーケストラのメンバーを中心として結成されたアンサンブル、いわば「ドリームチーム」が、今回紹介するフィルハーモニクス ウィーン=ベルリンです。
フィルハーモニクス ウィーン=ベルリンは、クラシック音楽に囚われず、ジャズやラテン音楽、ハリウッドのメロディーやポップスも自由自在にお届けします。とりわけ、ユダヤの民族音楽(クレズマー)の音楽解釈においては各地で大絶賛を浴びました。
個人的におすすめなのは、トランシルヴァニアの民俗音楽を演奏したこの動画。聴き出したら踊り出したくなるほどに魅力的な演奏です。
今回のテーマは、「世界のクリスマス」。北欧のバルト地方のクリスマスから、東欧のハンガリーのクリスマスなど様々なクリスマス音楽を取り上げます。なかには日本のクリスマスも。坂本龍一さんが作曲した「戦場のメリークリスマス」を奏でるのも必聴です。
東京公演は、12月14日(土)ですが、大阪公演は12月12日(木)、名古屋は11日(水)などと全国ツアーも実施予定なので、是非各地で聴いてみてはいかがでしょうか。
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2110/
今日は、フィルハーモニクス ウィーン=ベルリンの来日公演をご紹介しました。
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トップ写真クレジット:(c)MaxParovsky