【坂入健司郎コラム】世界最高のコンビ、初来日!

2024.10.24

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10/24コラム

こんにちは!指揮者の坂入健司郎です。

芸術の秋、真っ只中!皆様は、今年の秋はどんなコンサートへ行かれましたでしょうか。たくさんのコンサートがひしめき合う秋のクラシック演奏会。そんな中でも今秋極めつけの来日公演が来月末に行われます。今日は、サー・サイモン・ラトル指揮、バイエルン放送交響楽団の来日公演のご紹介です。

●世界最高のコンビ、初来日!
サー・サイモン・ラトル指揮、バイエルン放送交響楽団が11月、待望の初来日を果たします。先月、私は夏休みでベルリンにてこのコンビのマーラー:交響曲第6番を聴いたことは、前々回のコラムでも紹介いたしました。

ラトルとバイエルン放送交響楽団のコンビは、間違いなく世界最高のコンビネーションのひとつといっても過言ではないでしょう。そんな彼らが満を持して来日します!11月27日(水)19:00 サントリーホール公演では、ラトルらしい凝りに凝ったプログラムをお届け。静謐なリゲティのアトモスフェールを演奏した後に呼応するかのようにワーグナーの歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲を、そして現代の音楽への礎となったウェーベルンの6つの作品のあとにワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」より《前奏曲と愛の死》を演奏するプログラム。これだけでもワクワクが止まらないのに、後半はアントン・ブルックナーの生誕200周年を祝して彼の最後の交響曲「第9番」を取り上げます。

11月28日のNHK音楽祭、11月29日の愛知県芸術劇場ではバートウィッスルがラトルに捧げた「サイモンへの贈り物 2018」を前半に演奏して、後半はマーラーの交響曲第7番を演奏します。このコンビのマーラーは万難を排しても聴くべきものだと思います。是非現地で体験してみてください!

▼11月27日(水)19:00 サントリーホール公演(ブルックナー、ワーグナー他)
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2087/

▼11月28日(木)19:00 NHKホール公演(バートウィッスル、マーラー)
https://www.nhk-p.co.jp/

▼11月29日(金)18:45 愛知県芸術劇場コンサートホール(バートウィッスル、マーラー)
https://cte.jp/event/241129/

今日は、11月に来日するサー・サイモン・ラトル指揮、バイエルン放送交響楽団来日公演をご紹介しました。
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坂入健司郎Twitter:https://twitter.com/siegfried512


トップ写真クレジット:(c) BR-Astrid Ackermann

 
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