こんにちは!指揮者の坂入健司郎です。
ようやく秋らしい気候になってきました!秋といえば…芸術の秋、音楽の秋!今年もたくさんの海外オーケストラが来日します。今日はその中で10月に来日するオススメ公演をご紹介します。
●大和証券 presents フランクフルト放送交響楽団
ドイツの名門オーケストラであるフランクフルト放送交響楽団が10月に来日します!指揮を執るのはアラン・アルティノグル。アルティノグルはベルギー王立モネ劇場とフランクフルト放送交響楽団の二つのシェフを務める飛ぶ鳥を落とす勢いのマエストロです。ウィーン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場にも定期的に出演し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団へのデビューも成功させました。オペラ、オーケストラコンサートの両軸で活躍しております。
10月20日(日)13:30開演の横浜みなとみらいホール公演では、マーラーの交響曲第5番を、10月21日(月)19:00開演のサントリーホール公演では、ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)という豪華プログラムを取り上げます。フランクフルト放送交響楽団は長年エリアフ・インバルと共にマーラーの交響曲を取り上げ続けてきた「マーラー・オケ」なので期待が高まります。ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、同コンビによる現地公演がYouTubeで観ることが出来ますので、下記URLよりお楽しみください。
是非生で体験していただきたい、密度の高い素晴らしい演奏です!
●ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲) 現地公演の様子
https://www.youtube.com/watch?v=gexw3NUTVxk
両日ともにヴァイオリンの独奏を務めるのは、庄司紗矢香さん。もう私からは説明がいらないほどの世界的ヴァイオリニストです。最近もフランクフルト放送交響楽団と共演し、大成功を収めています。今回日本で披露するのは名曲にして大作、ブラームスのヴァイオリン協奏曲。名演を約束されたような組み合わせ。是非とも会場でお楽しみください!

(c)Laura Stevens
今日は、10月に来日するフランクフルト放送交響楽団来日公演をご紹介しました。
クラシック音楽についての素朴な疑問や気になることは、日々、皆様からのご質問を受け付けております。
ハッシュタグ「#マエストロケンシロウに聞く」をつけてTwitterでお気軽に呟いてみてください!
坂入健司郎Twitter:https://twitter.com/siegfried512