【坂入健司郎 コラム】新年は美しいヴァイオリンの音色とモーツァルトの最高傑作に酔いしれよう!

2022.12.13

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神奈川フィルステッカー

こんにちは!指揮者の坂入健司郎です。

ぴあクラシック公式サイト~poco a poco~のアンバサダーに就任してはや2ヶ月が経ちました。これまではクラシックの楽しみ方をテーマにコラムを書いてきましたが、ついに今日は、私が出演するとっておきの演奏会をご紹介したいと思います!

■ 神奈川フィル・デビュー公演!


来月に迫った2023年1月9日(月・祝) 14時から、桜木町にある神奈川県立音楽堂にて神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第17回 フレッシュ・コンサートが開催されます。

神奈川県で生まれ育った私にとっては、「わが街のオーケストラ」として、ずっと聴き続けてきた神奈川フィル。その皆様との初共演となる演奏会が本演奏会です。私の人生にとって忘れることのできない大切な演奏会となります。

同じく、神奈川フィル初共演となるヴァイオリニストの福田麻子さんも川崎市ご出身ということで、神奈川にゆかりのあるコンサートになりました。新鋭の福田さんが奏でる彩どり豊かなヴァイオリンの音色をぜひお楽しみに!


■新年の幕開けにもってこいなプログラム!


演奏する曲は、新年最初のコンサートとしても楽しめるような多彩なプログラムをご用意しました。演奏会の最初には近代フランス音楽界を牽引したイベールが作曲した「モーツァルトへのオマージュ」をお届けします。目が覚めるような鮮烈で陽気な世界に一瞬で吸い込まれる音楽です。そして、福田麻子さんをお迎えして、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番を演奏します。フランス音楽の基礎を築いたサン=サーンスのうっとりとするような美しい音楽を堪能いただけると思います。
後半は、モーツァルトが遺した最高傑作、交響曲「ジュピター」を演奏します。モーツァルトが書いた最後の交響曲で、モーツァルトの集大成ともいえる作品です。とりわけ、最終楽章は笑顔で天へ駆け上っていくような天真爛漫さゆえ、儚ささえ感じる至高の音楽です。

■古典音楽の殿堂で楽しむ演奏会!


1954年に開館、前川國男が設計を行った神奈川県立音楽堂は日本では数少ない歴史あるホールで、開館当初には世界的なクラシック音楽の演奏家から「東洋一の響き」と評されたほど。いまなおモーツァルトなどの古典音楽を楽しむには最高のホールです。

■ ぴあクラシック公式サイト~poco a poco~会員限定の特典付き!


今回の演奏会は、~poco a poco~会員限定販売のチケットをご購入いただくと、横浜生まれの可愛らしいキャラクター、ブルーダルのステッカーもしくはストラップを会場でプレゼントされます。オーケストラの演奏会の中でもお手頃価格な上にプレゼント付き!この機会に是非足を運んでいただけたら嬉しいです。

グッズ付きチケットはこちらから

今日は、来月のとっておきの演奏会をご紹介しました!皆様と会場でお会いできることを心から楽しみにしております。

このコラムでは日々、皆様からのご質問を受け付けております。ハッシュタグ「#マエストロケンシロウに聞く」をつけてTwitterで気軽に呟いてみてください!

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