皆様こんにちは今井俊輔です。

なんとも6月は幸せなことにオペラ漬けの日々をおくっております。
もちろん連日長時間の稽古で違う演目を歌っているので、ごちゃ混ぜにならないように注意しつつ、暗譜と立ちを身体に入れていっております。
6月は愛知芸術文化センターにてオペラ「トスカ」からスタートして二期会「蝶々夫人」そして、風の丘ホールでの「コジ・ファン・トゥッテ」の稽古があります。
蝶々夫人はオペラとしては何回か演じてきているのですが、今回は宮本亜門さん演出（凱旋公演！）ということもあって、非常に繊細に細かく一つ一つの音楽に動きの指定が付いています。
机を並べて楽譜を開き動きのきっかけをまず確認し、演技をつけています。
実はオペラの立ち稽古ではあまりそういった事はすることがなく、細かく決められていても音楽を流しつつ立ちを付けていくことが多いです。
オーソドックスな舞台演出とは違い宮本亜門さんのこだわりが詰め込まれた蝶々夫人です。
是非ご覧ください！！

そして風の丘ホール「コジ・ファン・トゥッテ」は狭い空間の中でのオペラです。
ですので真後ろを向いてもどこから歌っても声は消えることのない空間ですので笑
非常に演劇よりに作ることが出来るため、とても良い勉強の間ともなっています。
顔の表情がダイレクトに分かるのでそれだけで演技をすることもできますし、筋一つでも伝えることができる面白さを感じております。
やっぱり舞台はオペラは楽しい🎵