世界が新型コロナウィルスという未曾有の事態に見舞われ、活動が厳しく制約されるなかPIGGSは共同生活をして生配信をする、という方法で活動を開始しました。
メンバーが24時間行動を共にするという共同生活のスタイルは、コロナ禍に始動したPIGGSというグループのアイデンティティにもなりました。さらにはPIGGSとしてのアイドルの形、社長であるプー・ルイの経験してきた良かったことも良くなかったこともメンバーと共有できる “合宿所” のような役割を担ってくれました。全身全霊でPIGGSに打ち込むという覚悟、その楽しさと厳しさ、そして出会ったばかりのメンバー同士それぞれの根っこにある想いをたくさん語り合える場所にもなりました。
そのため緊急事態宣言が解除され、自由に外出可能となってからもピグスハウスでの共同生活はPIGGSとして重要な要素と判断をし、これまで継続してきました。
SHELLMEとBAN-BANは約4年半、KINCHANは約3年半とキャリアを積んだ事で、アイドルとして逞しく成長しました。BIBIとSU-RINGも加入から1年以上が経ち、先輩たちと暮らすなかで力強く育ってきました。
ただ、共同生活をしていることでお互いに甘えすぎて気が緩んでしまう部分もありました。PIGGSがここからさらに上のステージへ向かうためには、アイドルとしても、1人の人間としても自立して成長することが必要と考えています。24時間いっしょにいなければ心配だった頃とは違い、今のPIGGSなら共同生活をしていなくてもお互いを信じ合うことが出来るようになったと思っています。
そのため、PIGGSは共同生活を解消することと致しました。
PIGGSは共同生活を解消しますが、前向きな決断であると理解していただけたら幸いです。
メンバーにとってピグスハウスがかけがえのない場所であると同時に、ぶーちゃんズのみんなにとっても色々な出来事を共有してきた大事な場所だと思っています。なので、共同生活は解消しますがピグスハウスを無くすことはしません。
ピグスハウスは2フロアを借りてメンバー全員で生活してきましたが、1フロアは借り続けます。事務作業をする場としては勿論ですが、メンバーがいつでも集まって話し合える場所、言うなれば “実家” のような形で残していきます。
共同生活の解消により「一緒に住んでいたときのほうがよかった」や「チームとしての一体感が感じられなくなった」など、ぶーちゃんズのみんなに言われないように、これまで以上に心をひとつにPIGGSとして全身全霊な姿を届けていきたいと思っています。
新生活へのチャレンジで、実はちょっぴり不安なメンバーを是非前向きに応援してくれたら、とてもとても心強く、嬉しいですし、助かります。
これからもPIGGSをよろしくお願い致します。
PIGGS