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Ayumu Imazu

2026.06.01

  • CATCH EYE

INTERVIEW

このアルバムとともに人生をがんばってほしいという
メッセージが伝わるといいなと思いますね。

text:永堀アツオ photo:福井麻衣子 
editor:幡野美和子(ぴあ)/中村紀子(ぴあ) 
hair & make:向井大輔 stylist:渕上カン

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 2024年1月にリリースされた「Obsessed」のダンスチャレンジが世界的にバイラルヒットしたグローバルアーティスト、Ayumu Imazu。今年1月にオンエアされたTV番組「EIGHT-JAM」プロが選ぶ"2025年の年間マイベスト10ダンス編"で全選定者から選ばれ、同年2月にはBMSGとのパートナーシップを締結した彼が前作『Pixel』から約4年ぶりとなる2枚目のアルバムを発表した。
「我ながらよくできた作品だなと思います。100%自信を持って出せる曲が集まりましたし、過去イチでクオリティも高い作品になっているので度肝を抜かれてほしいです。本当に、みんなの反応が楽しみです。どういうふうにとらえていただけるのかを知りたいと思うのと同時に、とにかくびっくりしてほしいですね」
 MVの圧巻のダンスパフォーマンスが話題の「Bassline」で共作したBoy Blueを始め、MONJOE、Taka Perryという気鋭のプロデューサー陣が参加した本作に、彼は『CLASSIC』という冠を掲げた。
「今は流行の移り変わりが早い時代ですが、いつ聴いてもいいと思える楽曲、時代に関係なく色褪せない楽曲を作りたいなという気持ちがありました。それと同時に日本の音楽業界においてダンス曲とJ-POPの境目の音楽が少ないなとも感じていたんですね。その分野には特にソロ・アーティストというカテゴリーに属しているアーティストも少ないので、自分が新しいスタンダードを提示して、新しい居場所を作りたいというイメージもありましたね」

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 次なるフェーズへと歩みを進めるAyumu Imazuの、新たな決意を感じさせる意欲作となった本作は、古典的なサウンドを取り入れたアルバムではない。かといって、最新のトレンドだけを意識しているわけでもない。ファンキーなダンスポップに対する深い愛情とリスペクトが基調になっていることは間違いないが、誰もがナチュラルに楽しめるアルバムとなっており、エレキギターの弾き語りから始まる「OTHER SIDE」ではリアルな思いを素直に吐露している。
「人に寄り添える曲であってほしいと思っていますが、それよりも先に、自分に寄り添う曲を作りたいという気持ちがあって。僕は今、東京とニューヨークを拠点に活動していて。ニューヨークのアパートで、アルバムのことをすごく考えていたりプライベートでもいろいろなことが重なって、眠れない夜がありました。もう起きてしまって、いっそ音楽を作ろうと思ったときに生まれた曲で。"アザーサイド"というのは"向こう側"という意味。日本とニューヨークの距離をイメージしているのですが、リリックはあんまり難しいことを言っていなくて。考えごとをしたり、不安な気持ちになるのは嫌だな。もう疲れたな。でも、もっといい自分になりたいな。そんな行ったり来たりする自分の感情をそのまま出しています。温かいトラックですが、どこか切なさのある曲になったと思います」
 戦いたくはないけど、戦わない人生もつまらない。問題はないほうがいいけど、まったく問題がないのも違う。そんな葛藤と日々の暮らしを書いた楽曲に続き、本作のラストを飾るバラード「Home」もまた、ぐるぐると巡る思考とドラマチックな展開の末に辿り着く場所を静かに見届けている。
「14歳で親元を離れてニューヨークにアーティスト留学したときのことを思い出して書きました。実家は大阪にありますが、ニューヨークに行って帰ってきたのは東京。それから東京とニューヨークを行き来するようになったときに、ホームと呼べる場所がなくて。でも、ホームと呼べる人や音楽はそばにいっぱいありました。自分のホームは場所じゃなくて、心にあるんだと思ったのが始まりですね」

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 新しいクラシックはここにあるという宣言で幕を開けた本作は"僕らは何かを求めて生きていく"という、"僕ら"に呼びかけるフレーズで締め括られている。
「アルバムの最後のワードが〈生きていく〉という言葉であることが、美しいなと思ったんですよね。音楽は僕の生きがいですし、すっごく大事なことですが、どうだ! と見せつけるだけだとしっくりこない部分があって。最終的には聴いてくれる人、それぞれの人生に寄り添える作品であってほしいですし、何かを感じていただける作品であることが、いちばんのゴールだと思っています。最初のほうはダンス曲で攻めていますが、最後はもっと深い何かを感じてほしい。この曲とともに生きていってほしい、このアルバムとともに人生をがんばってほしい、というメッセージが伝わるといいなと思いますね」
 現在は自身最大規模となる9都市を巡る全国ツアーを開催中。
「改めて自己紹介するようなツアーになると思います。僕のほうからみんなのところに会いにいって、より距離の近い場所でみんなでワイワイしたい。今は自分が向きたい方向を向けているので、このまま気合を入れて突き進んで行きたいですね」

PROFILE

あゆむいまづ
'21年、デジタル・シングル「Juice」でメジャー・デビュー。作詞・作曲・振付を自ら手掛け、圧倒的なダンスパフォーマンスと魅力的な歌声で人気を集めるZ世代のグローバルアーティスト。本年5月13日に約4年ぶりとなる2ndアルバム『CLASSIC』をリリース。現在、自身最大規模となる9都市を巡る全国ツアーを開催中。
アルバム

ALBUM『CLASSIC』
発売中
7700円(税込) TYCT-69386[DVD+フォトブック付初回限定盤]
3630円(税込) TYCT-60264[通常盤]
Capitol Records/ユニバーサルミュージック

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