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LiSA

2026.03.06

  • CATCH EYE

INTERVIEW

出会った人たちといろんな瞬間や音楽を編み上げながら
15周年を迎えました

text:吉羽さおり photo:市村円香 
editor:武内和子(ぴあ)/幡野美和子(ぴあ)/
中村紀子(ぴあ) 
hair & make:橘房図(étrenne) 
stylist:久芳俊夫(BEAMS)

LiSA写真

「デビュー10周年のときはコロナ禍で。思ったようにお祝いができなかったので、
15周年は派手にいきたいと思っていたんです。"LACE UP"には編み上げるという意味があって……
私はいつもブーツを履いているんですが、そのブーツの紐を編み上げることでLiSAになって、
活動をスタートさせていくんです。ブーツのホールを紐で繋いで編み上げていくように、
今まで出会ってきたたくさんの方たちといろんな瞬間や音楽を編み上げながら
15周年を迎えたという意味を込めて、アルバム名を『LACE UP』にしました」
国内のアリーナ・ツアーからアジアやヨーロッパへと続く15周年のツアーも間もなく始動。
きっと、ツアーで出会う人々と素敵な瞬間を編み上げていくはずだ。
人と人、人と音楽とを編み上げてきたLiSAの15年。思いが詰まった最新アルバムに迫る!


今年ソロ・デビュー15周年を迎えたLiSA。現在、アリーナ・ツアーやアジア・ツアー、初のヨーロッパ&UKツアーに大規模展覧会開催など、15周年を記念した15のプロジェクトが発表されているが、その最初の祝砲となるのが、7thアルバム『LACE UP』のリリースだ。「OPENiNG -LACE UP-」で幕を開け、原点回帰的なポップ・パンクで加速する「DECOTORA15」、そして、気高く咲き誇るラウド・チューン「QUEEN」へとなだれ込む、冒頭からフルスロットルな爆発力がある今作だが、その勢いを象徴する音が、華やかなホーンだ。
「10周年のときはコロナ禍で。思ったようにお祝いができなかったので、15周年は派手にいきたいと思っていたんです。“LACE UP”には編み上げるという意味があって……私はいつもブーツを履いているんですが、そのブーツの紐を編み上げることでLiSAになって、活動をスタートさせていくんです。ブーツのホールを紐で繋いで編み上げていくように、今まで出会ってきたたくさんの方たちといろんな瞬間や音楽を編み上げながら15周年を迎えたという意味を込めて、アルバム名を『LACE UP』にしました。1曲目の「OPENiNG -LACE UP-」では、これまでの曲のメロディをホーンでなぞることでアルバムのオープニングを飾っています。「QUEEN」のホーンは、コルセットの紐をぎゅっと締めてもらったクイーンが、『クイーンのお出ましです』と言われて群衆の前に出ていくときにホーンが鳴っている様子をイメージしています」

LiSA写真

会場一体のシンガロングが聞こえてきそうな軽快なポップ・パンク「DECOTORA15」は、制作の最後にできた曲だと言う。
「昨年のツアー中に作った曲だったんです。楽しくポップに遊んでいるLiSAを私自身がライブのなかで見たいなと思って。自分の魂のふるさとであるポップ・パンクがこの15周年のアルバムの最初にあるのはすごくドラマチックだなと思ったし、この15年はみんなとの様々な思い出や時間、いろんな景色を自分自身にデコってきたと思っているので、LiSA自身をデコトラに喩えました(笑)」
また、「劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来」主題歌「残酷な夜に輝け」や、アニメ「NieR:Automata Ver1.1a」第2クールのオープニング曲で秋田ひろむ(amazarashi)作詞作曲の「ブラックボックス」、フィリックス(Stray Kids)をフィーチャーした「ReawakeR(feat. Felix of Stray Kids)」ほか、タイアップ曲も多数収録された。「紅蓮華」(2020年)を始め「鬼滅の刃」の主題歌を多数手掛けてきたが回を重ねるごとにテーマは繊細かつ壮大になっていった。「残酷な夜に輝け」はLiSAだからこそ表現できる、儚くも強い光を湛えた1曲と言えるだろう。
「特に「残酷な夜に輝け」や「ブラックボックス」はより表現力が必要になってくる曲で。自分は余白のある楽曲が得意じゃないと思っていたので、練習する時間をすごく取りましたね。梶浦(由記)さんとの制作は5曲目になるんですが、梶浦さんが、『LiSAさんのこういうところが好きで作ったのよ』とおっしゃってくださって。自分が持つ技を詰め込んで歌うことができたので楽しかったです」
アニメを通じ、LiSAの曲は世界へと広がった。そして今は、アニメの曲としてだけでなく、アーティスト・LiSAのファンが海外でも増え続けている。今作に収録されたケンモチヒデフミ作詞作曲「小豆あらい feat. MAISONdes, ケンモチヒデフミ」には、国内外でツアーを開催するLiSAの思いやユーモアが込められた。
「アジアでのツアーや昨年の北米ツアーでも、海外の方たちが日本の音楽を楽しむ景色を目の当たりにしたんです。アニメという日本の文化や、着物などの和のテイストを楽しんでくれているのが嬉しくて。しかも、日本語でシンガロングしたりペンライトを振ったり、日本ならではのライブの楽しみ方をかっこいいと思って楽しんでくれているんですよね。私が海外の音楽に憧れたように、海外のみなさんがLiSAの音楽を聴いて、ライブにも足を運んでくれるほど愛してくれていることは、自信になりましたし。“日本をもっと楽しんでほしい、いや、世界中を踊らせたい”という思いをケンモチさんに相談をしてできたのが、「小豆あらい feat. MAISONdes, ケンモチヒデフミ」だったんです」

LiSA写真

妖怪でありながらもどこか愛らしい小豆あらいが、和のビートでポップに世界を踊らせるのが楽しみだ。また、GLIM SPANKY・松尾レミがLiSAにインタビューをして作ったというキュートでパワフルな「SWEET MAGIC」、いきものがかり・水野良樹による素直なバラード曲「HOMEだよ」など、アルバムは様々なドラマを編み上げていく。その最後を締め括るのが、LiSAの現在地とこれからとを繋ぐ「Patch Walk」だ。
「この「Patch Walk」はパッチワークのように縫い合わせてできた自分自身。LiSAが歩いてきた道のりを歌ったもので。15周年の思いをCDというラブレターにしたためたかったんです」
ソロのシンガーとして、国内外で自身が活躍する道を切り開いてきたLiSA。「その時々できちんと物事に向き合って、自分自身で納得しながら走ってきた。自分の道を進んでいる感じがする」と語る姿には、芯の強さが感じられる。
「でもいつも悩んでいます(笑)。「Patch Walk」のときは、桃井かおりさんに出会って。桃井さんとお話をしたときに受け取ったパワー、しっかりと立って戦っている女性から受け継いだ言葉やエネルギーが、ガソリンにもなりました。迷ったときは、ふと出会ったみなさんが言葉をくれるんですよね」
地に足をつけて着実に自身の道を歩んできたからこそ、必要なときに必要なヒントがもらえるような出会いがあるのだろう。そんなLiSAにこの先のアーティスト像をどう思い描いているのかを問うと、「このLiSAの人生をみんなと楽しみ抜きたい」という答えが返ってきた。4月17日、18日の日本武道館を皮切りに、15周年のツアーが始動する。アジアやヨーロッパへと広がるこのツアーも、人と人、人と音楽とを編み上げて笑顔を作る時間となりそうだ。
「まずは国内のアリーナ・ツアーから派手に遊んでいきたいと思います。そこからアジア、初のヨーロッパへと続いていくので。待ってくれているみんなに会いに行きたいと思っています」

LiSA写真

PROFILE

りさ
アニメ「鬼滅の刃」シリーズを始め数々の人気アニメ主題歌を担当し、国内外でヒットを記録し続けるシンガー。本年、ソロ・デビュー15周年を迎え、4月15日に7thアルバム『LACE UP』をリリース。同月17日、18日の日本武道館を皮切りにした東名阪アリーナ・ツアーに続き、アジア・ヨーロッパ&UKツアーの開催が決定している。
アルバム

ALBUM『LACE UP』
4月15日(水)発売
13200円(税込) VVCL-2881~3[BD+グッズ付完全生産限定盤]
9350円(税込) VVCL-2884~6[BD+フォトブック付初回生産限定盤A]/他
3850円(税込) VVCL-2890[通常盤]
ソニー・ミュージックレーベルズ
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セブンネット限定特典:アクリルスタンド

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