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CATCH EYE

yutori

2026.03.17

  • CATCH EYE

INTERVIEW

恋や願いや葛藤などで、誰でも日常生活で
心に微熱を抱えていると思っている。

text:鈴木宏和 photo:山田大輔 
editor:武内和子(ぴあ)/中村紀子(ぴあ)
hair & make:たるみえれな

yutori写真

メジャー進出後立て続けに楽曲がTVアニメのエンディング曲に起用され、新世代バンドとして存在感を放つyutoriが、最新ミニ・アルバム『心の微熱』を配信した。
「恋や願いや葛藤などで、誰でも心に微熱を抱えていると思っていて。でもそれを治そうとせず、そのままでもいいんだと言いたかった。曲にも歌詞にもyutoriらしさが詰まった、入門編としても最高の作品だと思います」(佐藤)
「ふたりのソングライターの魅力と、バンドの魅力がもれなく詰まっていると思いますね」(豊田)
物憂げな空気感の「愛してるって嘘ついた」と荒々しく攻撃的な「数%のハッピーエンド」という、配信シングル曲2曲を含む今作。
「でも音は、どちらも冬の氷や氷柱のようなイメージで。普遍的なテーマの1曲目の解釈は、聴いてくれる人に任せますが、2曲目は歌詞の〈君の声帯を潰したい〉に、“ぞっこん”以上の気持ちが込められています(笑)」(浦山)
「僕らは孤独だ」は今作では唯一佐藤が詞曲を手掛け〈僕〉〈君〉〈貴方〉〈僕ら〉と対象を変えつつ〈孤独だ〉と直情的に歌う。
「他者と本当の意味でひとつになるのは無理だと思うんです。そう考えると、生まれてから死ぬまで孤独。それなら好きなことをやって、好きなものを食べて、遊び尽くして死にたいなと」(佐藤)
そして、浦山のアーティストとしての覚悟、決意といったものを伝えるのがバラードの「生活」だ。
「今まででいちばんの完成度じゃないかと。歌詞が赤裸々過ぎて恥ずかしさもあったけど、言いたいことを詰め込みました」(浦山)
報われない恋愛物語の「爪色とグラスの縁」と「村人A」も収録。そこで聴き手の心に満ちてくるもどかしくも温かく、優しい余韻も“微熱”なのかもしれない。
「今はこの作品を引っさげて、ツアーで各地をまわれることがとても嬉しいし、とにかくライブで演奏することが楽しみです」(内田)
3月末にスタートしたツアーは、台北とソウルを含む全11ヵ所。
「過去最大規模ですが、慢心せずに、イチからライブと向き合いたい。そういう気持ちです」(浦山)
「海外も初ですが、言語を超えて、音で熱狂させたいですね」(豊田)

PROFILE

ゆとり
佐藤古都子(vo&g)、内田郁也(g)、豊田太一(b)、浦山蓮(ds)。声にならない言葉を歌う、4ピース・バンド。日常に潜む思いや憂いを伝える楽曲と、佐藤の激しくも儚い歌声が同世代を中心に支持を集めている。本年3月4日、ミニ・アルバム『心の微熱』を配信リリース。6月末まで海外公演を含むワンマン・ツアーを開催。
アルバム

DIGITAL ALBUM『心の微熱』
配信中
ソニー・ミュージックレーベルズ

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