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Omoinotake

2026.10.01

  • CATCH EYE

INTERVIEW

自分のためじゃなく、"誰にとってどうありたいか?"を
すごく考えて作ったんです。

text:宮本英夫 photo:アライテツヤ 
editor:武内和子(ぴあ)/幡野美和子(ぴあ)
hair & make:Taro Yoshida stylist:OSHIMA RIKU
thanks:UNION TOKYO[TEL]03-6434-5510/
DIGAWEL[TEL]03-5722-3392/
KHOKI(KHOKIデザイン事務所)[MAIL]khoki.info@gmail.com

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 2024年は「幾億光年」の大ヒットと「NHK紅白歌合戦」初出場で一気にブレイク。2025年はアルバム・リリースと2回の全国ツアーでバンドの足固め。そして2026年は、3月に初の日本武道館公演を成功させてさらなる高みへ。Omoinotakeは毎年着実に前進している。自らの足で、自らの意志で。
「日本武道館でのライブは、絶対にまたやりたいです。ライブ中盤ぐらいから、ずっとそう思っていましたね。本当に楽し過ぎたので、それに尽きます」(冨田)
「最初の日本武道館には、魔法があると思っていて、結成からこれまでの集大成を見せられたと思う。次は別の物語で、また日本武道館や、もっと大きな場所に辿り着かなきゃいけないなということをすごく強く思った日でした」(福島)
 9月にリリースされた最新アルバム『Memorabilia』は、進化し続けるバンドの現在地を示す全13曲。TVアニメ「薬屋のひとりごと」エンディング・テーマ「ひとりごと」、TVアニメ「花ざかりの君たちへ」オープニング・テーマ「FLASHBULB」、同エンディング・テーマ「花束」を筆頭にタイアップ・ヒットがずらりと並ぶ。
「どのタイアップ曲にも、その作品やお題がなかったら作らないようなメロディやアレンジがあって、新しい挑戦が詰まっていると思います。さらに自分たちだけでアレンジも完結させた曲の割合がすごく増えたアルバムでもあって、そこはかなり大きな成長だなと思っていますね」(藤井)

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「前作よりも3人がぐっと近づいて作れたアルバムです。去年は全国ツアーを2本やって、特に2本目の「Shinka」ツアーで今までの自分たちから現在までをひとつに凝縮したステージを作って、そこから日本武道館を経てという経験は大きかったと思います」(冨田)
「これまでは僕の一方的な思いだったり、個人的なことを歌詞に書いて、それに引っかかってくれる人がいたらいいなという気持ちが強かったんですけど、"もっとこうすれば伝わりやすくなるな"とか、感情の形は同じでも伝え方ひとつで全然印象が変わることに気づいて、言葉の渡し方が自分なりにすごくしっくり来た1枚になりました」(福島)
 さらに、同郷の旧友である小笹大輔(Official髭男dism)をフィーチャーした、エモ調の「ペトリコール」、初期の楽曲をリメイクした「Lovita」、ダーク&シリアスなエレクトロ・ロックの新境地「Embers」など、アルバムという広い場で3人それぞれが輝いている。全曲が聴きどころだ。
「「ペトリコール」は中学生、高校生のときにこういうジャンルの音楽をめちゃめちゃ聴いていたので、"満を持して"という感じでした。曲を作る時点で、すごくワクワクしていましたし、僕のアイデアを、(小笹)大輔に送ったら、100倍かっこいいギターが戻ってくるというやり取りが、すごく楽しかった曲ですね」(藤井)
「もう圧倒的に僕は「Embers」が好きです。藤井怜央のいちばん濃いところを抽出していて、僕が最も尊敬する部分を表現した曲になっているので、『これこれ!』という感じです」(冨田)
「このアルバムは自分のためじゃなく、"誰にとってどうありたいか?"をすごく考えて作ったんです。1枚のアルバムが宝物になる瞬間や、1曲のなかのワンフレーズだけでもずっと記憶に残るという経験を僕もしているので、そういうものになってほしいという願いを込めて『Memorabilia』(記念品、思い出の品)というタイトルをつけました」(福島)

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 3人は今、約1年半ぶりのアルバム・ツアーの真っ只中。アルバムの多彩な楽曲をどう表現するのか、日本武道館公演で得た経験をどう活かすのか、海外3都市を含む全14公演はバンドにどんな新たな進化をもたらすのか。答えはすべてライブのなかにある。
「アルバムの1曲1曲に、すごく感動しながら書けた言葉がたくさんあるので、それをより感動的に伝えられるような演出や、見せ方、渡し方ができるツアーにしたいと思います」(福島)
「去年のツアーと日本武道館公演でこれまでの歩みの集大成を見せたので、今回はアルバムにフォーカスして、それをどう届けるかに集中したいです。アルバムの見せ方がはっきりすると思うので、それが来てくれる方に伝わるライブになるといいなと思います。そして、海外ライブでもらえるエネルギーには凄まじいものがあるので、それが前半にあって、戻ってきて日本でツアーが続いていくという流れもワクワクしますね」(藤井)
「ドラムを始めてから20年ぐらいになりますけど、僕にとってのメモラビリアと言える体験は例えば、ORANGE RANGEのKATCHAN、凛として時雨のピエール中野さん、デニス・チェンバースのドラムを初めて生で聴いたときとかで、いまだにあの感動を思い出せる。そういう感動をツアーに来てくれる人にも感じ取ってもらえたらという思いでドラムを演奏したい。感動を届けたいです」(冨田)

PROFILE

おもいのたけ
藤井怜央(vo&key)、福島智朗(b)、冨田洋之進(ds)。'21年、メジャー・デビュー。繊細ながらも感情を揺さぶる歌声と歌詞が、踊れて泣けるグルーヴを生み出し、幅広い世代から支持を集めている。本年9月2日、3rdアルバム『Memorabilia』をリリース。現在、海外3都市を含む全14公演の全国ホール・ツアーを開催中。

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アルバム

ALBUM『Memorabilia』
発売中
11000円(税込) AICL-4942〜4[BD+グッズ付完全生産限定盤]
8800円(税込) AICL-4945/6[BD付初回生産限定盤]
3600円(税込) AICL-4947[通常盤]
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