両国国技館への道 其の百六
2024.05.16
- STAFF BLOG
両国国技館への道 其の百六
皆様お疲れ様です。はな殿レコーデイングしてます。今回のメンバーはいつものメンバーとは違ったメンバーでお送りしております。詳しくは改めてはな殿が報告してくれるのでまだ今の段階では置いておきますが、当然のことながら人が違うと音の鳴りや考えるフレーズが違うのです。
まるでいつも作ってくれるご飯の味が、当たり前ですが作る人が変われば味も変わるように。
音楽って繊細ですね。
実際、音楽は、作詞作曲がありまして、それがあって演奏がありますよね。料理と同じように、全て人間が作ってます。なので、体調がすこぶるいい時もあれば悪い時もある。手首の調子が良くなくて上手くギターが鳴らない。指の動きが悪くてベースがいい音してない。などなど。プロフェッショナルはそれでも時に仕事として完璧にこなさなければならない。大変な仕事です。
もっというと、プレイヤーの調子は良くても楽器の調子が悪ければいつもの音は出ません。だからこそ日々、しっかりと機材のご機嫌や調子を整えておくためにメンテナンスを怠らない。
歌だって同じです。喉が痛いなんてとんでもない。乾燥に注意。湿度が高ければいいわけではない。少しの油分も必要で。体のバイオリズムで声色も変化いたします。とてもデリケートな楽器です。
レコーディングするたびに思いますが、いわゆる素晴らしい音楽を作るための録音に入魂してくれる全てのアーティスト、レコーディングエンジニアを心から尊敬しています。