両国国技館への道　其の百四

皆様お疲れ様です。今日はレコーディングしております。今回はいつもよりも早く制作を進めています。
作品のコンセプトの決め方や収録曲などにもよるのですが、比較的進行が早いです。
できあがって、ここからどの曲をどういうタイミングで皆様に聴いていただくかを決めて、ジャケット写真やMusic Videoなどのことを考えてものづくりをしていきます。
この上なく楽しい瞬間です。死ぬ直前までこの仕事してたいって思える瞬間です。
それも聴いていただける皆様あってこその話ですが。

私は幼少期から今まで変わらず左利きで、正直器用な方ではなかったのですが、いつの間にか細かな作業、何か一心不乱にやること、物を作るということが好きというか得意になっていました。
それに気づいたのはそんなに早いわけではないのですが、大学生になって比較的ちゃんとした飲食店にてアルバイトさせていただいて、そこで厳しめの厨房スタッフの先輩たちに教えをいただきまして非常に料理への興味と、物を作ることへの情熱みたいな物を叩き込まれた気がします。
うっかり飲食業を生業にするのではというぐらい頑張ってました。笑

結局飲食業はしてませんが今でも料理、食に対する興味はとってもありますし、
レストランで食べる深く研究された味も素晴らしいと思いますし、滅多に行くことはないですが例えば知人の家で振る舞っていただくお食事はその家の歴史を感じれるし、知人のお母様のお母様のそのまたお母様からの味みたいなものがしっかり細胞レベルで受け継がれているんだなって思うと本当に母へのリスペクトが止まらないですね。

世の中のお母様はすごい。

きっと誰かその人の五感はご両親から養われたもの。だと考えるとどんな音楽を聴いてきたかなどでそのアーティストのバックボーンって決まるんでしょうね。もちろんご自身で学んできたものもしっかりと反映されているのだと思いますが。

そういった受け継がれていくようなことを、自分も誰かに伝えていけるような仕事ができるように頑張ろうと思いました。

皆様名古屋でお会いしましょう！