両国国技館への道 其の四十二
2023.10.05
- STAFF BLOG
両国国技館への道 其の四十二
皆様お疲れ様です。気がついたら今年もあと80数日らしいです。毎年10月ぐらいになるとこんなことを言っているなあと思いながら今日も業務を続けているわけですが、いかがお過ごしでしょうか。残り数ヶ月、病気などにならないよう頑張っていきましょう、
さて、今日は同じ部署の新人スタッフへの研修、教育、うーん、言い方によってすごく偉そうなので嫌なのですが指導に関してふと考えたことを書きたいと思います。専門学校を卒業して少しのアルバイトを経て弊社に入った23歳の方なんですが、非常に真面目で、若かりし頃の荒ぶりというか尖りというかそう言ったものが全く無い、とてもいい子です。
伝えたことはきっちりこなすし、非の打ち所が無いと言えば無いのですが、合わせて積極性がまるで無い。私の直属、というわけでも無いのであまり細かなことでなんやかんや言うのも野暮だなあなんて思いながら接しておりました。
積極性がないと言うことはコミュニケーション能力もあるとは言えない方で、ただでさえこの仕事の超フレックスワークは社内スタッフとの関わりも多いわけではないので、存在意義というものが難しい。そもそも苦手なんだと思います。かく言う私も願わくば静かに暮らしたいし一人の時間も好きだし似たようなもので全く偉そうなことは言えないのですが、そのスタッフのためを思って参考までにアドバイスをしたりするわけです。もちろん然りと耳を傾けて聞いてくれています。
幾つになってもどんな肩書きになっても人間とはまあわがままなもので、追われれば逃げたくなるし逃げられたら追いたくなるしみたいな話でしょうか。ガッツリ来られても来なさすぎても相手に求めてしまいますね。もちろん向き不向き、得手不得手があるので強要などしないのですが、ちょうどいい、が1番という説明が最も言葉にしにくい、、聞き手は明確に言ってほしいはずなのに、相手の色々なことを考えてしまってうまく説明できない。先輩失格。
せっかく一緒に働いているので、何か伝えて力になってあげたいのですが、難しいものですね。
しかし自分が同様の年齢の時と時代も考え方も違うし、基本いわゆる体育会系と呼ばれるジャンルで生きてきたのでそこに属したことが無いならば理解を得ること自体がナンセンスだよなあって思います。されたことを同じようにするつもりもないし。なんてごちゃごちゃ考えているのは自分だけで、普通に説明したら「分かりました!」と元気よく返答してくれます。
自分のことをどう思われようとも全くどうでもいいのですが、せめて後輩に役に立てるような発言と行動をしないといけないなって、いきなり思いました。
いつまでも勉強ですなあ〜!