両国国技館への道 其の十五

2023.07.04

  • STAFF BLOG

両国国技館への道 其の十五

皆様お疲れ様です。

先日5656会館にお越しいただいた皆様、そしてFCご入会いただきました皆様、
重ねて御礼申し上げます。
弾き語りツアーというのはお客様との距離も近く、その空間でしか味わえない緩さと緊張感はこの距離感の魅力だなと思いました。
声を出したい方、静かに観たい方、進んで合いの手を入れてくれる方。
ようやく、お客様の自由でライブが観れる時がまた来たんだと思うと、この仕事をしていて本当に良かったと思う日々でございました。
また来年もやりましょう!

さて、私はというと実は先週は他現場含めて日本を飛び回ってまして、先週だけで
名古屋にいて福岡にいて東京へ戻って5656会館、そして翌日大阪へ行き、今神戸でこれを書かせていただいております。元々旅はとても好きで、その地域でしか感じれない景色や空気、人の声、景色。味。自分の感性を刺激してくれます。日本に生まれて良かった。
それだけで親への感謝が止まらんです。笑

しかしながら私も一、会社員。サラリーマン。会社の仕事もしなければなりません。
当たり前ですが好きなことだけしてるわけにはいかない。
大体私の激務時期ははな殿が察してくれます。この人、髪も切りに行けてない、と。笑
察してくれてありがたい。

でも良くないですね、顔に出るのって。プロではない。
学生時代に、謎にとても厳しいレストランでアルバイトしてたことがありました。
そこで教わったのは、「全てにおいて客に尻を見せてはだめ」ということ。(尻なんてすみません。)
これは何が言いたいかと言いますと、もちろん、お客様から見える位置にスタッフが立っているならば、常にお客様のグラスが空いてないか。お皿を必要としてないか。
どんな気分で今日ここに来てくれてるのか。
仕事で成功したお祝いか。ちょっとした失敗で、今日は飲んでやる!という気持ちか。
または若い男女であれば、今日こそプロポーズするんだ!と気合いが入った男子か。
色々な気持ちで来てくれているはず。だからこそ、せっかくならここにいる時間は楽しくお食事してもらいたい、と、アルバイトらしからぬ気合いでフロアに立ってました。その時の先輩の影響でもありますが。

だからこそスタッフはどんな辛いことがあろうと目の前にいる相手には関係ないことで、自分のその時の感情を出すのはプロではない、と意識しております。そりゃあ人間なんでたまにああるかもですが、、笑

なんか前にも書いたことがあるような内容ですが、常に生きてて何かしら抱えてみんな頑張っているわけで。それなら、一度関取花のライブ観てみなよ、泣いて笑って忙しいけど気が晴れるかもよ!

と、宣伝混じりですみませんが、要するに音楽聴こうよ!て話です。

私にとって音楽は酸素見たいなものなのでむしろありがたみ見たいなものが薄れているかもしれませんが、ライブに来てくれる方が来たその一瞬だけでも気持ちが晴れるならそれほど嬉しいことはありません。

今悩んでいてもきっと時間と音楽が解決してくれるはず。
サブスクリプションも上手に付き合えばきっといいやつ!
いつでも音楽聴けますから。

暑さにやられたかもしれない、そんな今日の現場を終え、また明日から頑張ります!

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